地毛証明書
娘たちが高校に入学するときに驚いたのが、地毛証明書の存在。
生まれつき明るい髪色だったり、くせ毛のためにパーマをかけているように
見える場合は、「地毛証明書を提出してください」、、、と入学説明会で言われた。証明書を提出してさえいれば、校則違反にはならないよ、、ということらしい。
なんやねん、それ。
先日も、娘が、先生との面談時に「髪の毛明るいな?地毛証明出しとくか?」と言われたとか。
要するに、本人が「この髪は地毛です。染めてもないし、パーマもあててはいません」と言葉で伝えても、親にちゃんとハンコを押してもらった証明書を出さないと信じないよ、、ということ。
なんやねん、それ。
それってさ、「私は日本人です」と言っても、「いや、お前は顔つきが日本人じゃないから、戸籍謄本出せや」と言ってるのと同じ。
「私は女です」と言っても「いや、お前の性格は男みたいだから、戸籍謄本出せや」と言ってるのと同じ。
はい、ここで、ヤンクミならこう言うでしょうね。
「かわいい生徒を信じないで誰を信じるんだよ!!
相手を信じなきゃ、相手から信用されねんだよ!」
そもそも、髪を染めるとか、パーマをあてるとか、今の時代、普通のこと。
私が学生時代は、茶髪の人ってあまりいなかったけど
今、大人で髪染めたことない人ってほぼいないんじゃない?
誰かに迷惑をかける行為じゃない、誰かを傷つける行為でもない。
そういうことを、学校では罰せられる行為だとみなす。
令和になっても、まだ、古い価値観をひきずって、校則で生徒を管理さえしておけば、オールオッケーみたいな頭のかたさ、どうしようもないな。
人の気持ちより、大学進学率を上げたい大人の気持ちばっかり優先してんのよ。