夏休みの思い出~親子でクレーンゲームを楽しむために考えたこと その②~
今回は、親目線から考えるクレーンゲーム攻略法のお話です。
最初は吟味する時間に
クレーンゲームを目の前にすると、その空間に胸が高なり、目に入ったものからついつい始めてしまいがちですが、今どきのゲームセンターは、とにかく種類が豊富。10円20円以外のクレーンゲームは、よくよく見て回って3種類くらいにしぼるのがベストです。これは、1つのクレーンゲームへの課金額を300円~500円程度ににおさえつつ、3種類まで選べるというそれなりの満足感と、本当にやりたいものを取捨選択するという力を身につけるためです。
あちこち目移りしながら、100円で5種類トライして全て外すより、1種類を500円で6回(しかも1回お得)じっくり攻略して獲得した方が、達成感は大きいですよね。世の中、どんな会社も儲かる仕組みを考えていかないと成り立たないので、ラッキーな展開は、早々何回も起こらないようにできているものです。1回でミラクルを起こす確率より、腰を据えて着実に獲得できた方が、集中力もやしなえて、心の充実にもつながるような気がします。
ゲームの達人の観察と、一緒に喜ぶ共感の心をもつ
みんなでわいわい楽しむ傍らで、一人でじっくり同じところで何回もトライしている方ってけっこういらっしゃいます。そんなときは、チャンスとばかりに、遠巻きに観察してみましょう。1度では終わらない達人、クレーンを挟むだけではなく、景品をつついてみたり、揺らしてみたり、こんな使い方があるんだと、その技に釘付けになります。私たちの熱い視線を背後に感じている可能性もあるので、見事ゲットされた暁には、後ろから拍手をして一緒に喜びをわかちあいましょう。なんとなく見られて嫌だな、と思われないよう、共に喜ぶことが大事、達人もきっと悪い気はしないはずです。
とはいえ、棚ぼたも狙いたい
攻略しつつも、やはり少ない課金でラッキーを味わいたいのも事実。その場合、理由はわからなくても、惜しいところでその場を離れざるを得なかった人のあとをすかさず狙う作戦です。えー、なんでここでやめるのー?いいのー?次やっちゃいますよー?と心の中でその方に話しかけながら、ゆっくりその場にたどり着くイメージで。これで獲得できると、ありがとう!という気持ちがおきて、とっても感謝したくなります♪
あまりケチケチもせず、ダラダラもしないお金の使い方を
ここまでの攻略法で、我が家が子供に許可した予算は、1000~1500円です。10,20円ゲームは好きに楽しんで、100円ゲームをよくよく考えるのにちょうどよい金額かなと思っています。この予算の中で、たかが100円、されど100円、いきあたりばったり使わずに、ちょっと立ち止まって使い方を考えることが大事です。
100円1枚で取りたいという欲求
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取れたらラッキーと軽く考えるくらいの気持ち
1500円あれば、映画1本見られるからもったいない
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今日は、クレーンゲーム代として使うと割り切る
(これは、どちらかというと、子供というよりは、大人が割り切る感じ)
あともう1回、もう1回とダラダラする
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予算をあらかじめ決めて、レジャー費と無駄使いの線引きをする
この程度の話であれば、小学生なら理解してくれるはずです。いかに「取ること」について、とことん考えて楽しむか、このプロセスがクレーンゲームを目の前にしても親子の温度差がなく、快適に楽しめるコツだと感じました。
具体的な攻略法ではありませんが、心のあり方で、物事はいくらでも楽しめますよ~という想いが伝われば幸いです。
いよいよ2学期、子供も大人も、また楽しみながら頑張りましょう!!
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
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