メモリアルシーズン到来!「ドライフラワーコサージュ」で想い出に寄り添うインテリア空間を
ぽかぽか陽気が日に日に心地よく、桜が待ち遠しい季節になってきました。卒業や入学、就職など、出会いと別れで気持ちが忙しくなる時期でもありますね。人生の節目には、大人も子供もフォーマルウェアに身を包んで、背筋がピンとなるセレモニー参列。パールなどのアクセサリーに加えて、さらに華やかな雰囲気を演出してくれるのが、胸元の「コサージュ」。今回は、この「コサージュ」について、セレモニーだけでは終わらせない楽しみ方をご紹介していきたいと思います。
「コサージュ」とは?
女性が洋服の襟元や胸などに付ける花飾りのことをさします。フランス語の「corsage(コルサージュ)」が語源になっており、お祝いの場で女性がつけるものであったことから、入学式・卒業式、結婚式といったフォーマルなシーンでも使われるようになったようです。
コサージュは、鎖骨に近い高めの位置に付けることで、相手の視線が上がってスタイルがすっきり見えたり、顔周りが明るく、華やかな印象を持たせる効果があります。
また、人の視線は右側に流れやすく、(自分から見て)左側にコサージュを付けるほうがより、人の印象に残りやすいと言われています。
「唯一無二」のドライフラワー×カンナ屑
今年は、我が家もセレモニーイヤーということもあり、コサージュを作りました。メインにバラ、サイドに小花やグリーン、そして、アップサイクル素材の「カンナ屑」も、クルクルとよいお仕事をしてくれています。サンプルで何点か作ったものの、カンナ屑の向きが作る度に変わるので、他のママとかぶらない「唯一無二のコサージュ」が完成!あまり見ない素材のコサージュに、お客様もとても喜んでくださいました。
「コサージュ」のその後
何度も身につけたり、セレモニー以外でも着用率が多いアクセサリーに比べて、コサージュは、なかなかセレモニー以外に日の目を見ることが少ないのも事実です。洋服に直接つけたり、つける洋服が限られること、また、コートを着ると隠れてしまうなど、アクセサリーのようなお気軽感がないことが要因の一つかもしれません。
でも、それだとなんだかもったいない、数年に一度だけのお披露目は惜しい。生地やアーティフィシャルフラワーなどで作られたコサージュは保管できますが、ドライフラワーを数年も大事にしまうとなると、管理も難しくなります。そこで、考えました。
眺めて楽しむ「コサージュ」へ
セレモニーが終わったら、引き出しにしまうことなく、そのままお部屋に飾れるように、ピンのところに紐を通して、ミニミニスワッグとしての2次利用ができるように工夫してみました。胸元には上向きにつけていたコサージュですが、今度は向きを逆さまにして、壁にちょこんとぶら下げるイメージです。
式典のこと、子供の小さい時から今までの成長のこと等、コサージュを眺めるだけで、そんなことがゆっくりとよみがえるような、想い出に寄り添うインテリア空間になったら素敵だと思いませんか?
物を大切にしながら暮らす心の豊かさ
身につける物への愛着は、物を大切にする気持ちが生まれて、そこに想い出のエッセンスが加わると、さらに愛着もわき、心が豊かになるような気がします。また、ひとつものを長く楽しむことは、地球に優しい、サスティナブルな活動にもつながっていきます。
家族の想い出の写真を飾るように、是非、コサージュもさりげなく飾って楽しんでくださいね。
シンプルでアップサイクルな、コサージュの活用方法のご紹介でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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