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412_数学教師必見!ChatGPTで困った問題の解説準備を効率化

人生に感謝を。シンパクト和 です。
教員のみなさん、生徒から質問された際、解答がない・探すのが手間な問題があった経験ありますよね。少し考えてすぐに解説できるレベルの問題であれば困りません。
しかし、大学の入試問題等、解答が自分でわかったとしても模範解答を確認したい、自分で一から解いて解説する時間がない場合ありませんか。そんなときに有効な方法の紹介です。


1. ChatGPTの進化に注目!— 問題解説準備の効率化実現

最近のChatGPTアップデートにより、プロジェクト機能が追加されました!さらに、スクショ画像の読み取り精度も向上したように感じます。これらの進化を活用して、数学教員にとって最適な数学問題の解説の準備方法を提案します。


2. 数学問題解説準備の最適解—この手順で完璧!

生徒からの質問で、解答が手元になく探すのが大変だった経験はありませんか?特に大学入試問題などでは、自分で解けても模範解答を確認したい場合や、解説を一から作る時間がないこともありますよね。
そんなときはこの方法がおすすめ !

ステップ1:プロジェクトを作成

まず、新しいプロジェクトを作成しましょう。この機能を使うことで、複雑な問題でも整理しながら解決できます。プロジェクトのプラスマークをクリックして「数学問題解答」などのプロジェクトを作成します。

ステップ2:モデルを4oに設定&スクショをコピペ

モデルを「GPT-4o」に設定します。そして、スクリーンショット画像をコピペします。

「GPT-4o」に設定

画像と一緒にいれるプロンプト:
「画像を手動で読み取って文字起こしをして。 数式は数式として読み取って。」
この時点で、問題が正確に読み取られているか、原文と照らし合わせて確認しましょう。そして、コピーボタンでコピー。

原文と照らし合わせて確認


ポイント: 画像から問題が正しく認識されているかをしっかりチェックすることが成功の鍵!


3. LaTeX形式の数式で解答を手軽に出力!

ステップ3:モデルをo1-miniに切り替え

ここで画面左上のプロジェクト名をクリックして最初の画面に戻ります。
モデルを「o1-mini」に変更します。

「o1-mini」に変更

次に、コピーした問題をそのまま貼り付けると、LaTeX形式で数式が貼り付けられます。

数式はLaTeX形式で記述される

そして、実行。問題の前後に余計な出力文が混じっていますが、気にしなくて大丈夫です。「o1」でもよいです。「o1-mini」を使う理由は、スピードが速く高校レベルの問題ではこちらで十分だからです。

回答の一部

応用テクニック:

  • 必要に応じて、「途中計算も詳しく説明して」と追加すれば、細かい解説も追加される!

  • 確率の問題などで複雑な文章問題は「o1」でないと誤回答になる場合も。問題に応じてモデルを使い分けよう!


4. グラフや図の描画も自由自在!

ステップ4:グラフを描いてもらう

グラフが必要な場合は、問題と出力結果のスレッド全体をコピーします。モデルを再び「GPT-4o」に切り替えて、ペーストして以下の指示を追加します。「GPT-4o」に切り替える理由はpythonを実行するためです。

指示例:
「この解答結果をもとにグラフを作成して」

ヒント:
文字化けが発生した場合は、お好みのGoogleフォントのファイルを貼り付けて「このフォントを使って」と伝えると解決!

ここまでの工程で作成されたスレッドは、「数学問題解答」などと名前をつけたプロジェクトで一元管理されます。


5. 東大レベルの難問もお任せ!

この方法を使えば、難易度が高い東大レベルの数学問題でも正確な回答を得られます。モデルの切り替えと指示の工夫で、より高度な教育ツールとしてChatGPTを最大限に活用しましょう!


まとめ:ChatGPTで指導方法の変革!

最新のChatGPTを使いこなすことで、数学教育の効率と質を大幅に向上できます。問題文の読み取りから解答例生成、グラフ作成まで、強力なアシスト機能をぜひ試してみてください!
プロジェクト機能を使用することで、すべてのプロセスを一箇所にまとめて管理できます。満足のいく解答例生成後、スレッド名を適切につけて管理すればあとで見返すことも簡単です。

今すぐ試して、授業準備や問題解説の負担を減らしましょう!

ChatGPTと一緒に仕事を効率化して時間を生み出したい。
シンパクト和でした。

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