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真理を認識すると心は自由自在になる
仏教でたくさんのことを学びました。
お釈迦様が悟られた宇宙の真理、よりよく生きていくための教義、人としてどうあったら良いかという価値観。
仏教には様々な教えがありますが、悩み苦しみを解決する方法だったり、生まれてから死ぬまでの法則みたいなものもありました。
そして私が一番衝撃を受けて感動したのは「無量義経説法品第二」でした。
~私たちは目にみえる現象にとらわれ、これは良いとか悪いとか、損だとか得だとか、勝手な判断で自ら苦しみを生み出しているが、本来すべての現象のおおもとは〈空〉(くう)であり、縁起の法則によってすべての物事が存在していて、すべての物事の本質は一切が平等であり、調和している~
おおもとは空?!すべて空?!?!
なんにもないってこと??
でも平等で調和しているってすごくない?!?!?!
大いなる命の根源
サムシンググレート
ゼロポイントフィールド
久遠の本仏
様々な表現がありますが、すべては宇宙の命の源のことを言っていると解釈しています。
こここそが空であり、そして大調和している。
この「空」という概念が量子力学のセロポイントフィールドを知った時にまた私の中で真理はひとつなんだ!と感動もしました。
何もないけれど、全てある。
ここからすべてが生まれている。
私の拙い文章力では『無』だけどすべてあるということを表現しきれないのが悔しいところですが、とにかくこのことを知った時の感動は忘れられません。
私たちは普段、自分のフィルターを通して、人や物を見ています。
自分にとって都合が良いか悪いか、好きか嫌いか、損か得か、、、、
いつだって自分基準です。
そして社会的通念や世の中の常識的な価値観も合わさり、ありのままのそのものを観るということをほぼしていないのではないでしょうか。
現象はすべて仏さまからのプレゼントとも学びましたが、自分にとって不都合なことが起こると自分を責めてみたり、人を責めてみたり、問題として捉えてその問題を解決しようと頭が働きますが、仏さまはすべての生きとし生ける人やものをただただ生かそうとしているだけ。起きた出来事を通してその人がよりよくなっていく。ひいては仏になる(本来そもそもみんな仏であるが、仏だと気づいていく)ための出来事。
そしてそれは人それぞれその人にぴったりのタイミングでその人にふさわしい出来事で起こる。
このようなことが腹落ちするまで時間はかかりましたし、今でも不都合なことが起こると「なんで?」と思ってしまうことも多々あります。
でも、もともとはなんにもないところから生まれてきていて、ただ在る、起こるだけなのにそこに色眼鏡で様々に受け取っているのは私なんだと。
ここにまた八正道とか色々絡んでくるんですが、自分でもややこしくなっていくのでこのあたりでやめておきます。
おおもとは何もない「空」
だけどすべてがある
この感覚を知り得てから、私の中で
「真理を認識すると心は自由自在になる」と感じられたのでした。
自灯明・法灯明
三法印・四法印
縁起観(因縁果報)
四諦の法門
十如是
十二因縁
八正道
六波羅蜜
この世のすべては縁起で成り立っている