保育園と幼稚園 両方を経験して感じること
長男 1歳から2歳まで保育園
わが家の長男は、同じエリア内で保育園と幼稚園の両方にお世話になっています。
育休明けの1歳0カ月から、第二子出産前の2歳前まで
2012年辺りの、コロナ前の時期です。
1年間を比較的マンモスの認可保育園で過ごしました。
産婦人科クリニックで勤務中で、8時から18時半まで預ける事が多かったです。
先生方は長く勤務されてる方が多く、若い先生からベテランの先生までいて
園児はたくさんいるのに、とても親切であたたかい園でした。
先生とのコミュニケーションはとれるけど、
お互い忙しく働く母親や子ども同士で、
コミュニケーションをとれる時間的余裕や、精神的余裕は
当時の私にはほとんどなかったです。
参観や行事で顔を合わせる機会はあるものの、挨拶をする程度の関係だったかなと思います。
保育園に預けて働くお母さん方は、フルタイムの方も多く
お互い忙しく日々の仕事や子育てに向き合っていたなと思います。
長男 年少で幼稚園に入園
新居の完成のタイミングで、長男は幼稚園に入園しました。
学区内にある、徒歩通園の幼稚園です。
保育時間は9時から14時。
まず保育園との保育時間の感覚の違いに驚きます。
帰ってくるの早いし、みんなどうやって働いてるんだろうと疑問でした。
17時までの預かり保育もありましたが、当時は夏休みはほぼ休み。
現在は働く幼稚園のママさんも増えてきたように思いますが
長男入園の頃の、私の知る限りではほとんどの方が専業主婦。
又は第二子、第三子の方がパートで働く方がちらほらいる程度でした。
年少で幼稚園に入園するまでの約三年半。
私は育休明けで復帰して、仕事と育児の生活を送り
その後は第二子出産とバタバタしていた時期に
幼稚園ママさんたちは、この間ずーっと家で子どもをみてきたんだ
と思うと、
本当にすごいなと、純粋に尊敬しました。
幼稚園での子どもやママさんとのお付き合い
私は長男が入園当初は専業主婦で、
平日長男を送り出してからは、
二歳差の次男と過ごす生活を送っていて、時間には余裕がありました。
幼稚園によってそれぞれかと思いますが、
コロナ前の幼稚園生活は、親が参加する機会もわりと多くありました。
月1のお誕生日会だったり、保育参観だったり、園の行事だったり
毎日の徒歩通園の送迎でも、親子に会う機会がありました。
なので、子どもとお母さんの名前と顔は、ひととおり一致する感じです。
そもそも、入園前にプレ保育があるので
入園の段階で顔見知りで、お母さん同士のグループがいくつか存在しているような
わりと関係が密な幼稚園でした。
育休明けの保育園生活から、専業主婦での幼稚園生活になって
一番違いを感じたのは、保育終了後の時間の過ごし方でしょうか。
仕事がやっと終わって、急いで保育園に迎えに行って、
時間は早くて17時半。
帰ったら家事や夕食の準備に追われて、子どもも私もお疲れでした。
もっと良い方法もあったのだろうなとも思うし、
私は、時間にも精神的にも余裕がなかったなあと思います。
それが、入った幼稚園では14時半にはもう自宅に帰っているんです。
まわりもまだ明るいし、子どももまだエネルギーが残っている。
夕ご飯の時間まで、まだ4時間近くある訳です。
まわりのママさんは、専業主婦さんかパート勤務の方が多いとなると
保育終了後の時間の過ごし方は、
近くの公園に集まって遊んだり、お友だちのお家で遊ばせてもらったり
逆にわが家にお友だちが遊びに来たり
年中さんあたりになると、習い事を始める方もたくさんいました。
ピアノや体操、スイミングやサッカー、バレエ辺りが人気でした。
保育園と幼稚園、どちらが良いかなんて人それぞれだと思いますし
入った園の方針やカラーによっても過ごし方は違うと思います。
でも、私の場合は子どもが園から帰ってきてからの時間の過ごし方が
何より大きな違いだったなと思います。
ダッシュで仕事を終わらせても、お迎えが遅くなる事も多かったので
真っ暗の中保育園に長男を迎えに行っていました。
私はうまく気持ちを整理できず、切なかったので辞めたのですが
幼稚園に入ってからも、そして今でも
当時の保育園のお迎え時間の頃、18時半あたりになると
この時間までいつも保育園にいたんだ、
1歳だった息子も私も夫も、
色々頑張ってたんだなと切ない気もちになります。