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ままならない日々

子が産まれて、2ヶ月ほどになる。
子との生活は、ままならないことの連続だ。
いつ泣くのか、泣かないのか。
寝るのか、寝ないのか。
泣いている理由がわからなかったり、
なんなら理由なく泣いている「黄昏泣き」というものだったり。

でも、朝起きて子を見たら、すんごくかわいい。
抱っこしたら笑うようになって、すんごくかわいい。
喃語というようなものを話しだし、すんごく愛おしい。
そんな日々。

いろいろあるけど、比較的、平和にそつなく過ごしていたはずだった。
でも昨日は、理由もわからず気持ちが重く、ふさいでしまった。
最低限の子のお世話と、ほどほどの家事と、あとは横になって過ごした。
実は、ただただ泣いていた時間もあった。

そうやって自分の気持ちを解放していると、
なにがつらかったのか見えてきた。
それは「自分が自分に課したプレッシャー」だった。

"子とスキンシップをとった方がいい"
"子には話しかけた方がいい"
"子には絵本を読み聞かせるといい"

などの、自ら調べてたどり着いた
「子と遊ばなくちゃいけない」
というプレッシャー。

そして、
"夫のお弁当づくり"
"夜ごはんづくり"
"「なるべくバランスよく、おいしいものを」という想い"

最初はたのしかったけど、
やり続けると終わりがなく、
気づいたら時間と自分との戦いが始まってしまった。
「子育てしながら、ごはんを頑張ってつくる妻」というプレッシャー。
そしてそれにより、時間が足りなくなり、
子との過ごし方も逆算して過ごすようになってしまった。


どちらも、誰に言われたわけでもなく、
自分が自分に課したプレッシャーに苦しんでいたことが見えてきた。
それに気づいてほっとしたけど、
なんだか情けなく、そしてそれに振り回される夫に申し訳なく、全て手放そうと決めた。

子にはメリーとバウンサーを買った。
わたしがいなくても遊べるようなもの、場所を。
ごはんは、スーパーのお惣菜や冷凍物もうまく使っていこうと決めた。
そうしたら、気持ちがふわっと軽くなった。
いろいろなことを楽しみたい、という気持ちの余裕ができた。
今は、隣の部屋で愛おしい子がすやすや寝ている。
(子と遊ばなくちゃと思っていたので、
ここ最近はお昼寝を邪魔していたのかも、
と実は気づいてしまった)

今一番大切にしたいのは、子との楽しい生活。
そのために必要なのは、わたしの健やかなメンタル。
その2つを、今は一番大切にする。
それ以外のことは、「できたら」くらいの気持ちで。

今日は笑顔で夫に「おかえり」が言えそうだ。

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