見出し画像

「フェーム」をリバイバルで見た話

本当なら「音楽の日」の続きを書くところなのだけど、今回はちょっとお休みして、今朝観てきた映画の話。

朝、久しぶりによく寝たな〜と思い目が覚めた。
今日は休みなのでのんびりスマホを開いて、トラジャの番組なんかあるかなぁとスクロールしてたら、TOHOシネマの午前十時の映画祭で「フェーム」をやっていることを知る。
1980年のアメリカ映画で、ニューヨークの芸能専門学校に通う若者たちの群像劇で、青春映画。
ちょうどHOT lunch jamという、食堂で生徒たちがひとつの音を拾ったとこから大セッション大会になる場面をポストしている人がいて、あ、今欲しいのはこういう空気!と思い、飛び起きた。
そういやこんな有名な作品でも、ちゃんと見たことがなかった。

今すぐ出ても頭10分見れないなと思いつつ、でもこういう勢いを止めたくなくて準備!
ちょうど夏休みでまだ寝ていた息子をに

「映画行く?行くなら今すぐ起きて!今すぐ出るよ!」

と声をかけた。

「なんの映画?」
「フェームっていう、芸能学校に通う高校生たちの昔の映画!」

とだけ伝えてみたら、ちゃんと起きてきた。

映画は意外とあっさりとしていたけど、貧困、毒親、性犯罪、マイノリティ…様々な問題が子供たちにどんな影響を与えているかや、スターという栄光の陰に潜む闇の部分も描かれていて、息子はそういう部分も響いたらしい。

エンディングは、「え?あなたそんな歌うまかったの⁉︎」という驚きも。
(冒頭でタワーリングインフェルノのO.Jシンプソンの真似してた子と、のぞきしてた子だよね⁇)

青春映画って、いつ見てもいいなぁ。

そういえば、TBSで「先生のお気に入り!」という、陣内孝則主演の学園ドラマを昔やっていて、日本版フェームなんて言われていた。
ダンス科に坂本昌行、矢間兄弟(L.Lブラザーズ)、演劇科に萩原聖人、大沢健、大路恵美、音楽科に武田真治、小田茜(彼女は中1で高校生役を演じていた)などが出演。
教師役は陣内の他にブレイク直前の佐野史郎(私はこのドラマでファンになりました)、安崎求、前田美波里、樹木希林がいた。
このドラマで国語教師の樹木希林が宮沢賢治の「永訣の朝」の授業をする回があって、その教室の雰囲気や、樹木希林のたたずまいがとてもよく、視聴者も一緒に授業をうけているようでとても印象に残っている。
高校生だった私は、すごく好きな作品だった。

あと!
トラジャ担的には、午前十時の映画祭で9月に「男たちの挽歌」を上映するのでこっちもおすすめしておきます!!
※午前十時の映画祭上映館は限られていますので、必ずお調べのうえおでかけください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?