歌は世につれ 世は歌につれ~「BO$$Y」について考えたこと~
今日は休みだったので、トラジャの出演番組やお土産動画をチェックするか~、とネットをうろうろしていた。
そんなときに見つけたこの記事。
「注目新譜6作をレビュー」という記事で、わたしが読み物として信頼しているサイト「Real Sound」に掲載されたもの。
この中でTravis Japanの『BO$$Y』が取り上げられていた。
8行のレビューではあるが、私がなんとなくもやもやしていた部分について書かれていたので、この記事を読むことができてよかった。
というのは、実は『BO$$Y』が発表になった時、これだけ世界が暴力的になっていて、特に日本でも性加害事件が頻繁に起きている今、横暴さを表すタイトルの楽曲を出すことに「確かにかっこいい曲なんだけど、単に「かっこいい~」って喜んでていいのかな…。」という疑問があった。
今、この曲を出す意味って…?
恐らくアルバムを出すにあたり、そして今後の活動に向けて彼らの様々な魅力を引き出すという意味では、こういう曲はいずれ出されるものだったんだろう。
そして狙い通りの反応が返ってきているんだと思う。
でもこの曲を聴いて疑問はあるもののそこまで強く拒否反応を示さなかったのは、このレビューで指摘されているように
これに尽きると思う。
実際に聴いてみると夢中になっているのは主人公の方で、どうにか自分が主導権を握らなければという苦肉の策のようにも思えるし、
♪過去にはしたくない…2人の想いと期待も Baby
という、ラブソングらしいアプローチもある。
とはいえ、それを成立させるために「BOSSY」になるというのは、力の弱いものからすると恐ろしい話ではある。
そこで、レビューの『ラップと同じくらいメロディパートが重視されている構成』という部分。
この「メロディ」で聴かせることは受け入れやすさには重要だし、「出口は Nowhere」という歌詞は脅迫的で、こういう表現にフラッシュバックを起こす人がいないとも限らない。
だがその前に「Fallin’ in love oh, fallin’ in love oh」とあるので、この恋に出口はないという「ラブソング」として、ラインを逸れることがないように作られているんだろう。
それは彼らが「アイドル」であることもそうだし、支持されている理由のひとつが「人柄」であることも関係しているのだと思う。
「コンセプト」や「マーケティング」も大事だけれど、それ以上に守らなければならないものを、トラジャも、チーム・トラジャも、きちんと理解していると思いたい。
細かく見れば「染み込む香り I’m your peppermint」とか、「魅惑のクリプトナイト」(スーパーマンの唯一の弱点である物質=クリプトナイトだと思われる)なんていう歌詞はとてもエンタメ的で面白いし、何よりMVや音楽番組での衣装、もちろんダンスと、視覚的にも本当に楽しませてくれている。
(余談ですが、これからライブに行かれる方。BOSSYが入るパートの冒頭に流れる映像、無茶苦茶かっこいいです…。如恵留くんもね…いて欲しかったけど…トラジャもトラジャ担も7人に全BETだから…。)
そして、ここでひとつ思い出したのが、昨年放送されたバラエティ番組『ロンドンハーツ』の名物企画「ラブマゲドン」。
いわゆるフィーリングカップル企画で、当初この出演が発表されたとき、ファンの反応の中には「恋愛企画なんて需要がない」というものもあり、まぁそうだろうとは思ったけど、今回のお相手が全員お笑い芸人だったことで、「そう、これはバラエティ!」と、そこまで否定する声が寄せられなかったように見えた。
実際、トラジャ側がバラエティ番組として仕事をしているのがわかる部分は沢山あったし、それ以上に私が見ていて楽しめたのは、トラジャがお相手の女性芸人をちゃんと女性として扱っていてくれたからだった。
お笑いに走るのはトラジャ同士だけで、相手の芸人さんの、例えば容姿などで司会や視聴者を笑わせようなどという場面はなかった。
(一部、宮近君がふくよかな女性に「肌触りがよさそう」的な発言があってヒヤッとしたけど。宮近君はライブMCでもセクハラ発言や下ネタに走りがちなので、もうそろそろちゃんと気を付けていただきたい。)
そして番組ファンの人たちが「トラジャ面白い!」「この企画の中で一番面白かった!」と、好意的な意見が多かったのも嬉しかった。
あくまでも「フィクション」として何かを表現するとしても、そのことで無駄に誰かを傷つけたり、配慮に欠けることが無いよう、それは「コンプライアンス」ではなく、人として大切にしていってもらいたい。
立場によって見え方や表現は変わるし、とても難しいものだとは思うけど、彼らがいつも大切にしていることを守っていけば、きっと大丈夫だと思う。
さて、この2025年。
今シーズンはトラジャの新番組がいっぱい!
まずは連ドラ初出演、初主演!
松倉君のラブコメディは恋愛小説も大好評のヒコロヒーが脚本!
相手役の片山友希さんが好きなので、期待度120%。
原作の漫画も、ちょっとやさぐれたりする「ハートカクテル」みがあって面白いです!
『トーキョーカモフラ―ジュアワ―』
主題歌はTravis Japan「Tokyo Crazy Night」
こちらも連ドラ、宮近君の「ホンノウスイッチ」
原作はベッドシーンが多いらしく、どうなるんだろう?もうキスシーンばっかのドラマはおなかいっぱいだよー…となっていますが、この予告を見る限りはほっこり系のような気も。
何より豪華なキャスト。
こちらも主題歌はTravis Japan「Say i do」
フィルムカメラで「幼馴染のふたり」を収めた映像も公開されて、なかなか良いです!
そして閑也くんも!
サスペンスドラマだそうで、ライブで「ちょっとなんか怖いな、っていう人もいると思うんですけど、僕の存在で笑顔にしたいなと思います!」というようなことを言っていました。
予告の笑顔~!!
『地獄の果てまで連れて行く』
さらに、如恵留くんも連ドラがあります!!
まだまだ会えるよ。
『キスでふさいで、バレないで。』
うーん、まだまだ!!
どうした!?
こんなことじゃこの先やっていけないぞ!!
振り落とされるな!!
今クールは2本の冠番組が始まります!!
「日本人にあまり知られていない、日本の真の名所「シン日本遺産」をトラジャの2名が訪れ、世界に発信しよう」という番組。
ファミリー向け大歓迎!
トラジャの人柄を見て欲しい!!
『Travis JapanノJUST!シン日本遺産』
きたぞ!
「Travis Japanのダンスだぜ!!」に引き続き、中京テレビ制作!!
今度はトラジャが「バラエティ」に挑戦していく。
初回ゲストが永野なのが、視聴者層をトラジャ担以外に広げようとしているのが本気で感じられて、めちゃくちゃ嬉しい!
『Travis Japanのバラエティだぜ!!』
最後に!
またまたありがとうBiorさん!!
CM曲はタイアップ用ではなく、アルバムの中からこの曲を選んでくださったそうで。
そりゃも~、この曲しかないですよね!
ライブのお土産動画もSNSにたくさんアップされているので、Sotaさん(GANMI)のかわいいコレオもぜひ見てほしい!
個人的には
♪Oh no, I got caught
Your spell got me out of my mind
で「テヘッ!」みたいにやるとこが大好きです。
Travis Japan / Golden Girl
いや~、どーですかみなさん。
こんな日を想像していましたか?
実は、以前は「よその人は番組追うの大変そうだな~」なんて呑気に見ていたんだけど、露出が増えるにつれ「待って待って、まだそれ見てないって!」となっていたとこに冠番組やらドラマ主題歌が。
でもね、トラジャの目標はまだまだ沢山あるから。
その「ひとつ」がグラミーだから。
身一つで勝負できる人達ですからね。
ワールドツアーもあるし、もっともっと大きくなっていくと信じています。
私としては、いつかメンバーが出ないドラマの主題歌に選んでもらえるようになって欲しいな~。