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期待と限界のはざまで揺れる心

 いやー、これでもかというほど、困難案件が飛び込んできますね。
 もともと、自分のリュックのキャパ的には、少し詰め込み気味でスタートした今年度でしたが、次々と新たなネタが詰め込まれ、かなりパンパンな状態。
 ここに来て、かなり大きな荷物を詰め込むことになり、少し中を整理したぐらいでは、スペースを空けることも難しく、もはや、これ以上詰め込めるかもわからない状態。
 リュックが壊れること覚悟で、限界突破で詰め込もうとするか、逆に詰め込むのをあきらめて、周囲の期待に確信犯的に応えないか、どちらにしても好ましくないですが、中身を捨てられない以上、どうしようもありません。
 何か良い知恵があるのかもしれませんが、思考力が低下しており、どうせ少しぐらい片付けても、現状は大きく変わることはないという、ある種のあきらめの境地にもなっています。
 なるほど、限界を超えると、いくら躾けたつもりでも、心は退転してしまうものなのですね。前向きの言葉を紡いで好循環の軌道に乗せようとしても、空回りしてエネルギーだけ消費する、そういう思いが先行するから、余計なことはしたくないし、一人で動いて疲れることもしたくない。
 まあ、こういう時は、自分を強く良く見せる舞台に、無理に上がろうとせず、舞台袖のエアポケット的な場所に居場所を見つけて、そこでひっそり時間の過ぎるのを待ち、心のスタミナが回復するのを待ちたいと思います。
 とはいえ、いつまでも舞台袖にいるだけのメンタルの強靭さはないんですよね。人からの信頼とか、周囲からの期待に応えよと、内面から揺さぶられます。
 そして、自分の価値はそこにあるんだと、シャカリキになり、自分一人で抱えて限界を超えて倒れる。そして内心では、倒れたところで無条件の救済がなされる、なんて都合のよい物語の主人公になれるものだと、信じている心もあるんですよね。
 どうにも救いがたい性が、疎ましくもありますが、最後の原動力にもなっており、どうも矛盾を抱えながら、今日一日を乗り切るしかないようです。

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