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歯は健康の命

 昨日は歯医者で歯のクリーニングと、虫歯が再発した歯の再治療をおこなってきました。虫歯の再治療は、金属で被覆したところの下の部分で虫歯が進行していたことによるもので、一度、かぶせものを取り除き、詰め直すことになります。

 前の歯科医であれば、問答無用で金属で詰め直し終わり、であり、そのサクッと終わることがありがたかったのですが、虫歯の再発を受けて、久しぶりに歯科医を変えたこともあり、今回は、自由診療と保険診療の選択肢を示され、選ぶように言われました。

 当然ながら自由診療のセラミックなどが利点が多いように書かれていますが、自由診療は単価が高い。1か所やると噛み合わせの関係で、他の金属治療の場所も詰め替えることになりそうで、かなりの出費です。

 歯は大事とはいえ、セラミックも万能でないようであり、まずは技術的に金属に代わり利用可能になった、保険適用される医療用プラスチックで治療してもらうことにしました。

 プラスチックなので金属より強度は弱いようですが、虫歯にはなりにくいようです。これまで、ガシガシと歯磨きして、酷使してきた面があるので、ブラッシングも含め、プラスチックにすることで、僕の歯のいたわりに対する考え方を変える契機にしようかなと思いました。

 これで様子をみて、プラスチックの耐久性がないようであれば、次こそセラミックを検討してもいいのかなと。歯が無くなるのは食生活のQOLを大きく低下させてしまうので、ある程度、お金をかけたいけど、もう少し技術の進歩を見たい気がします。

 歯自体は比較的丈夫で、朝晩は歯磨きをしっかりやっているにもかかわらず、ときどき虫歯になり、磨き残しで汚れが残っているのは、僕の歯の形が複雑で、磨きにくいところに原因があります。歯が重なっているところは、歯間ブラシでようやく手が入りますが、根元を磨くのは至難です。


 そう考えると、娘の歯の第二次矯正は、やったほうがいいのかなと思いますが、その方法が金属で矯正するとかいうレベルではなく、前歯のやや窮屈な状態を解消するために、後ろの歯を前歯の隣から一本ずつ抜いて、1つずる後ろに歯をずらしていき、一番奥の歯は取り除き、少なくなった歯全体を金属器具で矯正して、歯の形全体を整えるようです。

 この歯をどんどん抜いて移し替え、最後の歯は抜いてしまい、歯の本数を減らしたうえで、全体の形状を整えるというやり方、その道の専門歯科医であり、治療例も多く、特に問題のない手法のようですが、僕も娘も健康そのものの歯を抜くことについて、強い違和感があり、いまだに決断できないでいます。

 これにより、前歯の出っ張りがややへこみ、口元の形状は良くなるようですが、今でも娘の顔は、飛び切りの美人ではないものの、健康的で女子高生平均は満たしており、本人のさっぱりした性格も思うと、今でも十分、行けるんじゃないかなと、親のひいき目として考えてしまいます。

 美容の側面をギリギリまで追求することで、かえってバランスが崩れたりすることは、何度か他人の事例で見てきており、もとあった歯を植え替えることが、完全な成功を持って動かせるのか、ロングスパンで考えると、顔の形状の変化に伴い、逆にそうした一時期の顔にあわせた最適化により、不具合の度合いが強くならないか、など、心配してしまいます。

 この違和感に科学的根拠があるわけではないのですが、直感的に無理があると感じることは、やはりやめるべきではないか、あとは、どちらかといえば乗り気の妻をどう説得するかですが、ここは娘と僕で結託して、第二次矯正はやらない方向で、話をまとめたいと思っています。

 歯は健康の命なので、人生における存在感はかなりのものがあり、これからは、酷使することなく、丁寧にメンテしていきたいと思います。

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