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10連休前に同じ轍を踏まないよう準備しておく

カレンダーの並びから、多くの人が、この年末年始の連続休暇は10連休になるのではないかと思います。

まあ、年末年始のまとまった休みには、少なからぬ人が、この休みをどう使おうかと、漠然と思いを致すことになるかと思います。

だいたい、部門長になると、年末年始は職場で全員に一言あいさつをします。個々人の事情はよくわからないので、ゆっくり休んで英気を養ってくださいというぐらいで、あとは皆さんの好きなように、というのが通例であり、今年もそういう、当たり障りのない挨拶をするのでしょう。

ただ、こと、自分のことに関しては、この「ゆっくり休んで」という程度の感覚では、ほとんど気持ちを切り替えられず、普段の週末の延長線上になって、むしろ、年末年始特有の雑事が多い分、そして食べすぎ、飲み過ぎになってしまう分、自分のペースが崩れ、長大トンネルも抜ければあっという間、ということになろうかと思います。

むしろ、年末年始など自分の時間として使えず、読もうとしていた本は、1月の成人の日に絡めた三連休の方で読む、というようなことも、多いのではないでしょうか。

僕の場合、それでも、コワーキングスペースに元旦は籠るということを、ここ数年は実行しており、これにより、新年の清新な気分の中で、自分の時間を確保できるようになっています。

ただ、こうした枠取りができるのは、10連休のうち、元旦に加え、頭とお尻の土日、それぞれ二日間ずつであり、この5日間を死守できれば、まずは上出来でしょうね。

ここから先、残りの、雑事が何となく入る5日間については、このまま突入すると、自分へのごほうびとか、正月ぐらいいいだろうとか、時間としては使えているからとかいう、平日の勤務時間外の朝晩の使い方に似て、何かやっているから、それ以外までギチギチ入れる必要ないでしょう、という誘惑に覆われ、過ぎてみれば何となく費消、ということになると思います。

さて、この5日間をどうするか。細切れの時間を使うには、まずはタスクを決めておくことが大事。項目並べるだけではだめで、具体的に時間割をはめてしまうことで、できてないことを自分が実感できるようにします。

そして、この時間割は、休み入ってからだと、走りながら考えるモードになるため、入る前に組み立てるしかない。残り2日間、たしかに仕事上のイベントは控えていますが、別にパンパンにスケジュールが入っているわけではなく、むしろこれまでの持てる資源で乗り切れるはずです。

勤務時間中は、意外とスポット時間があるのですが、当然ながら公然と私用をするわけにはいかず、無駄に捨てていると思います。ここも、重要の会議の前だからとか、トップへのレクの前の心を整える時間だからとか、言い訳はいくらでも出てきますが、年末年始の時間割を作るぐらいはできるし、これも明日の仕事につなげるためと考えると、後ろめたさは少ない。

まずは今日と明日の2日間、タスクの項目出しと時間割づくりについて、取り組んでみる、これが10連休を有効に使えるかの、試金石になるでしょう。


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