心が一杯の時ほど書く

 昨日は仕事上、メンタルに負荷のかかる出来事が次々と降りかかり、袋につまった重い気持ちをひきずりながらの家路になりました。予想していたとはいえ、思った以上に課題があり、今を生きると言っても、行く手に待ち構える心の重いイベントの数々を思うと、未来を見据えてしまい、懊悩するばかりです。不眠にはなりませんが、朝起きてから感じる不安の波は相当なものです。昨日の朝は押し寄せる波がやや弱まった、自分もしんどいなりにこの環境に慣れたのかなと思いましたが、日々難題が注ぎ込まれ、その割に解決されることは少ない、この職場に「慣れ」ということはないのだと知らされます。

 そうした重い気持ちで朝を迎え、ルーチンにより回復を図りつつも、いつもより回復が遅く、パソコンに向かう気持ちにもなれないでいましたが、今日一日に立ち向かえる自己肯定感を手に入れるには、自然体では難しく、とにかく書くことにしました。

 年度替わりで全容を把握しているわけでなく、余裕をもって対処できる状況にないため、失敗があり、受け身が取れずにダメージをうけたり、物事を整理しきれない中で判断せざるを得なかったりと、ある種のグズグズ感があります。とはいえ、今は自分がやるしかないし、判断を手放したところで誰かがその判断を拾ってくれるわけではありません。与えられた環境の中で最善の判断をするしかない。少しずつ立て直しを図り、状況を良い方向にもっていくしかありません。今はできれば避けたいような困難な状況下にあっても、未来の自分が振り返れば、必要な経験、貴重な経験だったということになる、それは過去の自分を振り返ると、確かなことだと思います。とはいえ、しんどい状況のさきにしんどい未来が待っているというのも気持ちが明るくなりませんので、今の不如意な自分をいずれ解放する、そのために必要な経験をしている、大きな人生の物語の中で、今は自分を跳躍させるために、最後の試練を受けている、ここでへこたれれば跳躍はない、そういう気持ちで、困難な課題に向き合い、人に寄り添いながら、何とかこの局面を乗り切って、あらまほしき自分への変身を遂げたいと思います。

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