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まずは誰に対しても感謝の心で
表題のようにすることは、現実的には難しいかもしれません。
自分のことは過大評価し、他人は過小評価するのが人間ですから、そのフィルターを超えてもなお、常に感謝すべきとみなせる相手というのは、貸し借りの関係でいえば相当自分が借りのある相手なのでしょう。
ただ、自分を躾けるうえで、このような原理原則を持って、人と対応することは、精神衛生上は好ましいわけです。
自分の心には過大評価と自己弁護が渦巻いており、これが我が心の安寧をもたらす作用であるとは思いますが、同時にそれは他責という毒を心の中で生み出してしまう。他責になると思考停止しますから、自分が悩まなくてよくなるので一時的に楽になりますが、結局、毒素が回り、自分の人生を恨み呪うことになってしまいます。
夢の中とか、そこから目覚めた暁のころの心理状態は、こうした他責の毒素が充満しているので、自分の心の扉を開き、外気を入れて毒素を追い出さないと、朝も心地よく向かうことはできません。
今は毒素はだいぶ減り、他人の協力や貢献、支援といったもので自分は生かされているという思いを、受け入れる心になっています。
実際には、他人が自分のことを思ってやっているわけでないことも多く、欲得の利害が一致してという面もあるのでしょうが、そこも含めて感謝の心を持てた方が、幸せですし、
そこに立てば、自分がやり過ぎている、自分だけが他人に尽くしているといった、何かこれ以上、自分が損をしてはいけないという変なブレーキをかけなくなるので、自ずと良い結果も多く得られるようになってきます。
今日は久しぶりに多くの人と接し、話をして、心のやり取りをすることになるので、こうした気持ちを抱き、出立したいと思います。