見出し画像

逃げ足の早い2月をリスクリングの月に充てる決意を

 カレンダーを眺めていると、ふと2月の独特な存在感に気づきます。

 1年のうちで最も短く、28日(閏年でも29日)しかないため、気がつけばあっという間に過ぎ去ってしまう月です。曜日の並びもコンパクトにまとまっており、他の月と比べると無駄がない印象を受けます。加えて、年明けの慌ただしさに満ちた1月と、新たな出会いや別れが訪れる3月に挟まれているため、特別な意識を持たないと単なる「通過点」になりかねません。

 そう思いながらカレンダーを見つめていると、2月はまるで逃げ足の速い旅人のように感じられます。何も意識しなければ、目の前を一瞬で駆け抜け、後には何も残らない。そうならないためにも、この月をどのように過ごすか、あらかじめ色を付けておくことが大切だと考えました。

 この2月は、リスキリングの月にしようと思います。特に、これまで断片的に学んできて、いまだに可能性を感じるにとどまっているPythonを体系的に習得し、リスキリングの中心に据えている計量経済学と応用情報技術者の学習にフィードバックさせることを決意しました。

 Pythonはデータ分析や機械学習、さらには業務の自動化にも役立つ汎用性の高い言語であり、自分の可能性を広げるためにも貢献するはずです。しかし、これまでの学びはどこか場当たり的で、一貫した流れがありませんでした。だからこそ、この機会に基礎からしっかりと整理し、応用へとつなげていきたいと考えています。

 人生の後半戦に差し掛かった今だからこそ、新たなスキルを習得することの意義をより強く実感しています。特にPythonのような言語は、年齢に関係なく学び続けられ、実務だけでなく個人的なプロジェクトにも活かせるため、とても有用です。自分のペースで学びながら、これまでの経験を生かして新しい知識を組み合わせていくことができる点にも魅力を感じています。

 計量経済学は、データを用いて経済現象を分析し、実証的な判断を下すための学問ですが、四半世紀前の錆びついた知識だけでは太刀打ちできず、今は統計学の応用のところで難儀しています。

 ChatGPTにもアシストしてもらっていますが、どうもここから先に進むには、アシストだけでは無理で、自身にPythonの武装が不可欠な模様。より高度なデータ分析が可能になり、業務や研究に生かせる幅も広がるでしょう。また、応用情報技術者試験の勉強にもPythonを取り入れ、システム設計やデータ管理の視点からプログラミングを考えることも重要だと感じています。

 リスキリングという言葉は、単なる知識の習得にとどまらず、実際の業務や生活に活かせるスキルとして身につけることが求められます。単なるインプットに終わらず、実践的なアウトプットへとつなげることが、この2月の大きな目標になります。短いながらも、意識的に時間を使い、確実に身になる学びを進めていきたいです。

 2月は逃げ足が速い。しかし、ただ通り過ぎるのを見送るのではなく、自分の手でその足を止め、意味のある時間に変えていくことができるはずです。Pythonの習得を軸に、計量経済学と応用情報技術者のリスキリングを進めることで、この月を充実したものにし、春以降の成長につなげていきたいところです。

いいなと思ったら応援しよう!