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二枚目の名刺(その2)

 これまで、名刺は仕事上、必要なツールとして作成してきており、そこには氏名と役職、所属する部門の住所と電話番号、FAX、そしてメールアドレス、さらには、必要に応じてWebサイトのURLを掲載していました。 
 当然ながら、そこには氏名以外は、個人的な情報は掲載することはありませんでした。ただ、この「公用」の名刺は、仕事上の付き合いのある人だけでなく、仕事以外でも知り合った人に対して、自分のことを知ってもらうために、渡してきました。
 今週末に、あるイベントが開催され、そこには完全に、個人として参加することになります。一方で、特定の目的を持った団体が全国から集うイベントでもあり、そうした団体の人たちは、おそらく団体の名刺を持ってくるものと思います。
 完全に個人参加なので、名刺を渡す必要がなく「個人参加なんです」と断って、名刺は受け取るだけでも良いのですが、何となく、名刺交換という言葉があるように、相手からだけ名刺を頂くというのは、自宅に自動車ディーラーや住宅販売の営業マンがやってきて名刺を頂くような場合に限られ、例えば商談展示会に情報収集のために顔を出し、興味のあるブースで担当者から名刺を頂いたとしても、やはり名刺を差し出すのが礼儀であり、何らかの名刺を出した方がいいのかなと思います。
 そこで、今回は個人名刺を作成することにしました。完全か個人名刺というのは、大学時代に友人が、おそらくナンパ目的なのでしょうか、大学名が入った名刺を持っていたのをもらって以来で、どんなものを作ればいいか悩みました。
 個人の名刺といっても、自宅の住所や電話番号を掲載するのは抵抗があります。いろいろ調べた結果、個人名刺用のテンプレートがあり、自分の氏名とメールアドレスだけを記載したシンプルなタイプがありました。氏名は公用と私用で使い分けているのですが、個人の公用ということで公用の氏名を記載し、メールアドレスは3つのGメールのうち、一番使われていない、こちらも公用の氏名に紐づけたアドレスを掲載、名刺の中央には、自分の関心領域を表す図柄を入れました。
 当然、自分の職業とかも聞かれる可能性がありますが、それは口頭で応じればよいでしょう。できれば色眼鏡で見られたくないので、個人の素人の立場、参加したいと思います。

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