飛行機トラブル対応に尽力頂いた方々に感謝
昨日と今日で、札幌へ家族旅行に行っていました。
正直、インバウンド需要が価格を押し上げ、北海道へ家族4人で行くとなると、相当な出費を覚悟しないといけないと思っていましたが、6月に何気なく検索したところ、7月25日、26日の1泊2日であれば、航空券と宿泊費込みで12万円以内で行けるようです。
25日の早朝に出発し、26日は昼頃戻ってくる旅程であり、日程的に少し窮屈ではありますが、僕以外の3人は、札幌に行ったことがないし、子ども二人は北の大地そのものが未踏です。
夏休みのこの時期、近場のホテルに泊まっても、家族4人ならそれぐらいかかりますので、思い切って北海道行きと申し込んでみました。
ところが、行きの飛行機の便がいきなり、エンジントラブルにより機体が使えなくなるアクシデントに遭遇しました。LCCでもあり、そうそう機体の運用に余裕があると思えないし、後続の便は満席に近いはずで、別便への振り替えも困難でしょう。
これは、このまま欠航になり、旅はいきなり終了かな、との思いが頭を過ぎりましたが、何とか別な機体を用意して2時間遅れで出発するとのこと。機内で待ってから別な機体に乗り換え、無事に北海道に行くことができました。
この暑い中、時間との闘いで、文字どおり、汗水を垂らして整備に奮闘いただいた整備士の方々をはじめ、別便の手配や、機場内の他の出発便とのダイヤ調整に尽力頂いた、関係者の皆さまに頭が下がる思いであり、実際、離陸の際に手を振る地上係員の方々に、わからないとは思いながらも、機内から深々と頭を下げました。
やはり、裏方を担う人たちが、誇りをもって仕事ができる環境があってこそ、空の安全が確保されるわけで、今回のトラブルは、そうした方々に思いを致す良い機会となりました。
札幌も、以前に比べれば夏は暑くなり、暑さ対策で、今年から学校の夏季休業日も5日間延長されることが、テレビニュースで取り上げられていましたが、それでも、関東と比べれば、最高気温が5℃から7℃ぐらいは違います。
湿度も低いこともあり、日中でも湿気と暑さのダブルパンチに、しおれるような思いをせず、多少、日かげを選んで歩けば、ストレスなく街歩きもできました。
短時間の滞在でしたが、避暑の目的は十分果たされたように思います。
一方で、空港と札幌の間を利用したJR北海道は、安全対策の部分はしっかりやっているのだと思いますが、途中駅のホームの柱は錆びついており、駅名表示もくたびれた印象を受け、経営的に厳しいことを、目の当たりにした思いでした。