笹森くんのスカート
先日、書店に行ったとき、飾り棚に並んでいた本の中に、神戸遥真さんの書いた「笹森くんのスカート」という本がありました。
この、制服のスカートを履いた男子のイラストに興味を惹かれ、購入しましたが、自分がやってみたいと思ったことは、人目を気にせず実行して、そこに嫌味が全然ない、カッコいい男子が描かれていて、久しぶりに読んで爽快感を覚えました。
神戸遥真さんは、「ぼくのまつり縫い」という本も出しており、こちらはもう少し対象年齢は低めなようですが、何気ない、どこにでもあるような学校生活の中で、手芸好き男子という、「そういうのありなんだ」という要素をさりげなく入れ込むことで、新鮮な気持ちにさせてくれる本ですね。
最近は、少し心が疲れているので、複雑なストーリー展開の小説とか、学術書のような本は、あんまり入らないところなので、こういうさらりと読めて、適度に感情移入できて、気持ちも爽快になる本は、今の自分には向いており、今後も、神戸遥真さんには注目していきたいと思います。