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ドローン操作体験で広がる未来への想像

 今日は、中学生の息子と一緒にドローン操作体験に行ってきました。会場は大空の下、芝生が一面に広がる広い運動場で、これ以上ないほど開放的な場所でした。そこで初めて触れるドローンに、息子も僕もすぐに引き込まれました。

 体験が始まると、まずはインストラクターの方から基本的な操作方法を教わりました。
操作用のリモコンにはさまざまなボタンが並んでいて、少し難しそうに感じたのですが、いざ実際に動かしてみると驚くほど直感的に扱えました。最初はおそるおそる上昇ボタンを押し、ドローンがふわりと空中に浮かぶ瞬間には思わず「すごい!」と声が出ました。その後、前後左右に動かしたり、カメラで空撮したりするうちに、操作がどんどん楽しくなっていきました。

 特に印象的だったのは、ドローンから見える景色です。地上からでは見えないような高い視点から周囲を眺めると、普段見慣れた風景がまるで別の世界のように感じられました。息子も興奮気味に「こんなに高いところから見ると、世界が広く見えるね」と話していて、彼の目に映る新しい景色に僕も胸が熱くなりました。

 体験を終えた後、僕はふとドローンの多様な可能性について考えるようになりました。
 これまでドローンといえば、ニュースで戦争や防衛に使われるイメージが強かったのですが、実際に触れてみると、その用途がそれだけではないことに気づかされます。

 インストラクターの話では、ドローンは今や産業や農業の現場でも欠かせない存在になっているそうです。たとえば、農業では広大な畑に農薬や肥料を散布したり、作物の成長状態をモニタリングしたりするのに使われているとのことでした。また、災害時には被害状況をいち早く把握するためにドローンが活躍することもあるそうです。

 そんな話を聞いているうちに、ドローンという技術がもたらす未来の可能性に興味が湧きました。これまで僕は、ドローンのことをただの趣味の延長のように捉えていましたが、実際にはもっと広い視野で社会に貢献している技術だと実感しました。そして、息子も「これから学校でドローンを使った授業とかがあれば面白そうだね」と興味を示していて、親としても少し誇らしい気持ちになりました。

 この体験を通して、僕たち親子はドローンの魅力と可能性を強く感じることができました。芝生の運動場で感じた爽快感と共に、ドローンの操作は単なる遊びにとどまらず、未来を切り開く道具としてのポテンシャルを秘めていることを改めて知る機会になりました。
 
 これからも息子と一緒に、ドローンに関する知識を深めていきたいと思っています。そして、次はもう少し難しい操作に挑戦してみたい、そんな新たな目標が生まれた1日でした。


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