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なぜ母親は怒ると止まらないのか

 最近はマウスピースを装着しているにもかかわらず、いびきがひどいらしく、夜中にうるさいと怒鳴られて起こされます。たしかにいびきを聞いている方も辛いでしょうが、夜中に安眠を妨害されるのもしんどいし、コントロールのしようがない。

 一度、睡眠中に器具を装着して検査してもらい、軽度と中度の境い目ということで、CPAPでなくマウスピースで良いでしょうという判断でしたが、いま一度、専門医に見てもらい、検査したほうが良いかもしれません。手術とかも最近はあるようですが、お金かかるみたいですね。 

 さて、ここ2日間はなるべく早く帰宅し、息子の定期テストの勉強を見るようにしています。

 中学に入ってから3回目の定期テストですが、同じことの繰り返しというか、直前まで腰が重く、付け焼刃の勉強をしています。
 ただ、絶対的に時間が足りないので、最後は取捨選択をして、まずは基本問題を落とさないという、守りの戦略にならざるを得ません。

 昨日はテスト前日ということで、気合を入れて家に戻ったところ、妻と息子が大ゲンカ。息子がなんかの軟膏をぶちまけたりしてものに当たり散らし、妻も限度を超えてブチ切れている。

 どうも、テスト中の禁を破り、ゲームをこっそりやっていたことがバレたみたいですね。
 しかし、テスト前日に激しく𠮟りつけるなんて、作戦としては完全に失敗ですよ。何やってるんだろうなと思いつつ、事態の収まるのを待って、数学の勉強を教えることにしました。

 どうも、子どもへの叱り方は、父親と母親ではメカニズムが違うみたいですね。

 たしかに、最近は教育情報が過多で、多様性と言われる割には、一方で社会からこぼれると格差社会の低層に固定されてしまうという危機感、子どもの数が少ないことによる一人あたりへの過剰な期待もあり、子どもの受けるプレッシャーも、一昔前よりずっと強いのだと思います。

 勉強という評価軸には、たくさんの人が群がっていて、小中高校で勉強ができて頂点にあっても、社会に出ると同じようなトップランクの人間が周囲にたくさんいて、そもそもの評価軸も一変してしまうので、僕自身は、息子にはそんなに勉強ができなくても、得意を伸ばして生き抜いてほしいと思っていますが、それでも基礎力は大事。

 ただ、やみくもに勉強のストレスを与え続ける妻のやり方には、むしろ自己肯定感を下げて、トータルとして良い結果を生まないのではと危惧しますが、妻も不器用で繊細なので、そういう使い分けとか頭の働きは期待できないので、うまく役割分担しながら、僕の方は、息子のガス抜きをしてあげたいと思います。

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