時間内で終わらせる力
今日は職場に行くと分刻みでスケジュールが組まれています。特に午前中は役員説明が別々の案件で連続してあり、その前段で、資料の直しをしておきたいことがあるので出勤直後はその作業をします。また、午前中の役員説明後は、夕方の別な役員への個別説明があり、こちらの資料も未完成のため、午後に集中して仕上げる必要があります。その他、財務部門とプロジェクト予算の協議をするための資料作成もあり、本当に時間内に終わるのかという感じです。
こういう時、以前であれば土日で出勤してある程度、作業をして週明けに備えていました。ただ最近は、土日はプライベートで忙しく、そうした時間を確保できません。また、自分に残された時間は多くなく、これからは気力体力知力が低下していく中、これまでと同じような生産性で満足していると、できることはどんどん少なくなっていきます。
なので、自分の気持ちを安心させるために、無原則に自由な時間を使うのではなく、営業日の定時という限られた時間の中で、まずは資料の作成目的の幹となる、役員説明のポイントを脳内の壁に貼り出しておき、ポイントを説明するための資料イメージを描きつつ、それに沿って効率的に作業していく、ストップウォッチを用いて作業目標時間を設定し、時間が来たら一旦作業を終えて、延長時間も再設定してダラダラ延長しないようにしています。
まあ、資料のクオリティを追求するときりがないですし、それを求めるあまり、時間軸を後ろにずらすと情報の鮮度が低下します。また情報が正確に過ぎると冗長になり、判断ポイントが多すぎると決定権者はあちこちで悩んでしまいます。判断を誘導するのは自分が責任を負うので危うい面もあるのですが、これまである程度、議論された事案であれば、最終判断ではない限り、ラフな判断を求めるためにはありだと思います。難しい案件は、役員やトップに挙げるのは怖い面もあるのですが、いつまでも玉虫色では、議論が前に進みません。
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