
家庭内三者面談
昨日の夜、僕と娘、息子の3人でいたとき、突然、息子が、学校で友達との会話でオンラインゲームの「ツムツム」や、ミセスグリーンアップルの話題についていけない、との気持ちを口にしてくれました。
普段はあまり学校での様子を話しませんが、ただ、彼なりにうまくやりながら、マイペースを貫きつつ、中学生活を楽しんでいるのだろうと考えていたので、僕は少々意外に感じながらも、ただ、この年頃なら、友だちとの何気ない会話の波に乗れないことに対する、ある種の葛藤はあるよなあと感じました。
そんな息子に対して、娘が「友だちとの会話なんて、適当に合わせておけばよいし、何か推しを決めておけば問題ないよ」とアドバイスしており、その言葉に息子も少し戸惑いながらも、ただ、話をできたことで心のつかえが取れて、心が軽くなったようでした。
振り返ると、僕自身は、中学に入ってからは、友だちの顔色を窺いながら、自分にとって興味のないネタでも合わせようとしていた、万事、自信のない人間でしたが、体育会系の部活を短期間で退部したことの言い訳として、生徒会の平書記に志願し、以降、むしろ体育会系以上に体育会的なブラック職場である生徒会生活を経験したことを思い出しました。
夜7時まで生徒会室から家に帰ることが許されない、あの環境は大変でしたが、最終的には自分の人間関係の幅を広げ、自信にもつながり、成績を大きく上げる契機となりました。
息子は今、何かそうした、自分のエネルギーの向けどころがないようなのであり、妻などは、それを伸び悩んでいる勉強に向けてほしいと考え、部活もやっていないからと、熱が入っているようですが、
勉強と学校生活の充実は、車の両輪みたいなもので、特に受験を控えた3年生でない時から、ロングランで勉強に専念というのは、難しいんじゃないかなと僕は思っており、そこは娘も何となく同調しているので、それで、昨日の家庭内の三者面談にもなったのかなと思います。
これからも、いろんなことがあるでしょうが、大切なのは、彼自身が自分らしくいられること。そして、息子が将来、成長するための経験を積み、学びを得るためのチャンスを見つけていくことだと感じています。これからも、家族として支え合い、見守っていきたいですね。