【読書】「できませんと」と云うな
「できません」と云うな―オムロン創業者立石一真 (新潮文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4101344914
オムロン創業者の壮絶なストーリーに関する本。
ほんとハングリー精神というか、
泥臭くなろうとなんだろうと、
家族のため、自分のために成果を出すためとことんやりきる姿勢がすごい。
苦楽を共にし、はやく幸せにしたいと願っていた妻に先立たれた時の気持ちは想像できない悲しみだと思った。
その中で、自分の仕事を投げ出さず、
5人の子供を男手ひとつで育てあげた話を聞くと、
どんな環境でもやろうと思ったらできると思った。
子供は父親の行動を見ていて、
何を言うかではなく、自分の生き様が伝わると感じた。
そう思うと、自分自身も子供にとって理想の大人にしたい存在か?と考え直すこともできた。
戦後の不況時には実質倒産に合い、
社員への給与が遅配してもついてくる社員がいたりと、
創業者の人柄の良さと、ついていきたい人なんだととも思った。
また、世界初の製品を開発した話を読んでいて、アイデアが思いつくのは家族と遊んでいる時や、仕事と関係ないところでのひらめきが多かった。
それだけ、日頃から仕事のアンテナがビンビンに立っているんだと思った。
僕自身も、もっとどうにかしたいことを常に考えているくらい情熱を持とうと思った。
久々に日本の創業者の本を読んだけど、
学ぶことは多いと言うか、思わず正座をしたくなる生き様だと感じた本でした。
絶対に読んだ方がいい!!!
印象的な立石氏の言葉
⬇︎
「企業は利潤を追求するもんや。それは人間が息するのと同じや。
そやけど、人間は息するために生きてるんか。違うやろ」
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