流域住民14人が、主に3つのことを求めた今日の請願ですが・・・
多段階浸水想定 盛土造成前に比べて盛土造成後、どのくらいの降雨量のときに周辺地域の「浸水」が始まるようになるのかを教えてください。これは、内水浸水想定ではわからない情報です。専門業者に依頼して、「宅地造成後(小学校未整備)」と「学校造成後」に分けた手光今川・道辻川周辺地域の浸水想定を、年超過確率別に多段階でお示しください(多段階浸水想定)。
学識経験者を検討に交えること 利害関係のない第三者である河川、土木、建築等の学識経験者を交えた検討委員会をつくり、周辺地域への浸水被害を増大させないで済む工法はないか、検討してください。またその検討結果を、開示してください。
住民説明会に教育委員が出席すること 教育委員会に利害関係のない第三者である河川、土木、建築等の学識経験者を招致して、周辺地域への浸水被害を増大させないで済む工法はないか、検討してください。またその検討結果を、開示してください。
撃沈でした。実はあまり予想してなくて、どれか一つくらいは聞き入れてもらえるものと思っていました。だってどれを取っても、「当たり前」のことだからです。「むしろこれ、してないほうがおかしいよね?」っていうことを、ちゃんとしてくださいってことだったからです。ショックで呆然となりました。でもだんだんと元気が出てきました。戦いはまだ続くっていうだけです。
今日の臨時教育委員会は、新聞3社、テレビ1社も入りました。最初はカメラを入れちゃいけないと教育部が言い出して、しかもそれを「住民が納得しないから」という意味のわからないことを言い出して、本当に辟易する始まりでした。報道の自由は憲法でも、最高裁でも認められていることなので、最後は認めてもらいました。福津市教育部はどこまでも隠蔽体質。
▼ RKBのニュース映像
▼ Yahooニュース
最初に地点9に住む蔵本くんの陳述から始まりました。蔵本くんから原稿いただいたので、掲載します。
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午後くらいまで、私は腹を立てていたんだけど、もうおさまりました。腹が立つとは、期待していたからです。教育委員さんたちといったら、ずっと教育部に質問し、教育部に言われたままに、「あぁ、そうですか」と議決していく。わかっていないのに、わかったようなふりをして、支離滅裂なことを言い、すました顔で議決する。本当に恥ずかしい姿だったし、この教育委員さんたちには、期待のしようがないと気づきました。
教育長代理の青木一乗さんは、「やめたい・・・」と漏らしておられたそうですが、本当にやめられたほうがいいと思います。10年続けた結果、トリプル浸水想定区域に盛土して学校。こんなに文科省に逆らいまくった、珍妙な学校をつくる結果になるなんて、ご本人たちの名誉に関わりますから。自分で調べ、自分の頭で考え、自分の意見を言う、主体的な人に座を譲ってほしいと心から思いました。
これは、彼らが悪いというよりも、行政に都合のいい人たちばかりが選ばれてしまう教育委員会の制度に問題があると思います。それはさておき、これに対する教育委員、教育部のやりとりはほぼすべて速記しましたので、また後日、掲載します。
市議会議員13人も、教育委員4人も、みんな大賛成の盛土。さあどう止められるんだろう。絶対絶命のピンチが続いてます、でもあきらめません、絶対に。