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【交響する氷見 006】 「春の祭典2024」祝祭的にフィナーレ! (3)動画で振り返り vol.2

2024年4月14日(日)に開催された、農村オーケストラ演奏会「交響する氷見 春の祭典2024」のダイジェスト映像をお届けします。

“村まつり”のような、朗らかで祝祭感あふれる雰囲気を、ご視聴の皆さまにもお届けできますれば、しあわせです!

「春の祭典2024」は、富山県氷見市の中山間地域・久目地区触坂にある久目地区交流館(元久目小学校)の体育館で、4部構成にて行われました。

・第1部:交響する氷見祝祭管弦楽団(前半)
・第2部:交響する氷見祝祭管弦楽団 故郷への愛と祈りの時間
・第3部:ゲスト団体出演
・第4部:交響する氷見祝祭管弦楽団(後半)

今回は、第2部のダイジェスト映像をお届けします! この愉快な音楽の輪の中で、いつかみなさんとご一緒できる日がくることを祈りつつ。

「交響する氷見/藝術農民」浅見杳太郎、拝。

■Director : 三輪大輔(藝術農民クリエイティブ・ディレクター)
https://mwdisk25.wixsite.com/work

「交響する氷見 春の祭典2024」ダイジェスト映像【第2部】

第2部 プログラム

交響する氷見祝祭管弦楽団による「故郷への愛と祈りの時間」。令和6年度能登半島地震を受けて、このプログラムを入れさせていただきました。

ラインナップは以下の通りです。

  • 令和6年度能登半島地震 チャリティーへの想い(動画)
    - Directer:三輪大輔(「藝術農民」映像作家)
    - Scriptwriter:浅見杳太郎(「藝術農民」村長)

  • 林詔伶「氷見の冬」第1楽章
     - 氷見海岸の海越しの立山連峰と気嵐

  • W.A.モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

指揮:朝倉崇

令和6年度能登半島地震 チャリティーへの想い

春の佳き日、富山県氷見市の中山間地域・久目地区を舞台に、クラシック音楽やジャズ、木管アンサンブル、声楽曲(オペラ)など、多様な音楽を、みんなと楽しみたい。

そう思って準備を進めていた矢先のこと…、

令和6年1月1日に、能登半島で大地震が起きました。

この地震によって、能登で暮らす多くの人びとが、今まで当たり前にあった「日常」を奪われてしまいました。

能登のオーケストラ団体である「管弦楽団 オルビスNOTO」さんも、団員の多くが被災し、現在(24年3、4月)、楽団としての活動の維持に大きな課題感を抱えておられます。

「管弦楽団 オルビスNOTO」さんは、管弦楽をツールにして人と街に元気を産み出し、より良い街づくり&より豊かな人生を送ることを目指して、長年に渡り地域とともに歩んできた楽団です。

http://orbis-nanao.music.coocan.jp/

能登に暮らす人々の輪(和)を醸す「管弦楽団 オルビスNOTO」さんの存在は、地域の宝だと考えます。

そこで、「交響する氷見」では、今回の「春の祭典2024」を、「管弦楽団 オルビスNOTO」さんの活動に対するチャリティーコンサートとすることにしました。

この動画は、その想いや意義をお伝えするために制作したものです。

この想い・意義をお伝えさせてもらった上で、4月14日(日)の「春の祭典2024」当日では、上の動画を上映、会場にて、投げ銭・募金を呼びかけさせていただきました。

ご来場のみなさんの中には、実際に被災された方も居られたことと思います。そんな中でも、みなさん、温かい気持ちを寄せてくださって…、

能登(「管弦楽団オルビスNOTO」さん)へ、お志をお届けすることができました!

その募金金額は、¥97,532!

みなさん、本当にありがとうございました!!

林詔伶「氷見の冬」第1楽章

東京の音楽専門学校で作曲の勉強をしている、台湾出身の林詔伶さん。

訪日観光・国際交流コーディネーターとして、北陸地方の富山県氷見市へ出向、駐在(2019年5月から2023年3月まで)。

氷見市の四季折々の美しい風景や温かい人々に惹かれ、この弦楽四重奏を作曲。「交響する氷見」が初演を飾らせていただきました!

そして、W.A.モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」での瞑想的な祈りの曲も添えて、みんなで能登への「復興」の祈りを。

祈ると云う行為も、”まつり”の中では、大切な要素だと思っています。

この豊かな時間を、みなで共有することができたこと。

「能登復興」に向けて、粘り強く前向きなアクションを続けていくための勇気が、改めて湧いてきた心地がしています。静かだけれど力強い勇気が、ふつふつと。

みなさんに、感謝を。

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藝術農民文庫
いただいたサポートは、「里山集落の持続化」や「農村オーケストラの運営」などの文脈で、大切に生かさせていただきます!! みなさんに感謝しつつ、頂いたご恩は、大切に循環させていきたいと思います!