同じ傷。
今回も、すごかったな。
ものすごく響いた…
お父さんに関心を持たれない心の傷。
関心を持ってもらおうと
いくら頑張っても持ってもらえない。
ならもういい。
わたしも関心を持たない。
あなたみたいにはならない。
あなたは全然だめ。
家族を幸せにしてない。
私は自立してしっかりやってる。
社会に認められるようなことを、やってる。
お父さんはそのとき、
家族に関心を持ってもらえない傷。
こども達はみんな「お母さんお母さん」。
オレには関心がない。
だから、夜遅く帰るし、朝早く出ていくし、
誕生日もクリスマスも、オレは要らないよね?
オレのことは、家族の誰も、関心がない。
オレはいなくていいんだな。
だからコミュニケーションもとらない。
必要ないでしょ?オレなんか。
でも、本当は「お母さんお母さん」のように、
「お父さんお父さん!」って来て欲しかった。
お祝いも一緒にしたかった。
仲間に入れて欲しかった。
すごいね、よく頑張ったねって、
子供たちとも笑いあいたかった。
奥さんとも一緒にいたかった。
だけど、みんながオレを拒否してるから、
そうするしかないよな。
悲しいけど。
さみしいけど。
本当のことなんか言えるわけないよな。
だけど家族は
お父さんに居てほしかった。
いつも一緒に居たかった。
甘えたかった。
認めてほしかった。
私に関心を持ってほしかった。
お父さんと居たかった。
それだけなのに、お父さんはいつも居なかった。
そんなすれ違いが、長い人生をつくる。
悲しすぎた。
私も同じ傷がある。
本当の本当を言えればいいのに。
本当の本当は、「大好き」で終わり。
大好きだよ。
大切だよ。