びくびくしている自我
あー、あったかいのが気持ちいい…
今年から毎朝「今日1日、自我ではなく本当のことを見せてください、感じさせてください」と心に響かせている。
そうしているうちに、ほとんどの時間、うっすらと不安を感じていること、怖がっていることに気付いた。
今まで、おだやかな日々は長く続かず、突然の何かによって心の平和はコロッと変わってしまう、という人生だった。
いつ、何が起こるか分からない。電話が鳴るたびにビクビク、誰かがテンション低いと何かあったのか?とビクビク、子供や夫と連絡が取れないとビクビク、
ベースが恐れだったことがよくわかる。
だから現実のベースも恐れだったんだなぁ。
そして、私にその恐れを消すことはできないと知る。その恐れが自我だから、私が私を消そうとしてもできない。不安を見ないように明るく振る舞っても、自分で自分を騙してもダメだった。
自我の私にできることは、自我の私を変える努力じゃなかった。自我は何をどうしても、自我の中でのこと。恐れや不安の中でのこと。
自我の私にできることは、自我ではなく本当のことを見たい、知りたい、教えてほしい、と心を向けること。
不安な私のまま、生老病死を恐れている自我の私のままに、本当のことを見せてほしいと願う。