The Wrong And Binding Road【プロポ】220916
「一年間ほど、本業を休職する方法はないのだろうか」
けっこう、いや、かなり本気で考えて、いろいろと調べてみた。
一回きりの人生、せっかくだから、なあなあで終わらずに、何かに挑戦してみたい。
一年間、本業のかわりに執筆業に専念したらどうなるのか、人生単位の壮大な実験を、ぜひしてみたい。
本当に本気なら、休職ではなく、退職をすればいいのだが、保険は残しておきたいというのが、私の甘いところだ。
保険と言うと聞こえが悪いが、いまの本業も、曲がりなりにも―本当にかなりひん曲がってしまってはいるが―、それなりの年数を辞めずに続けてきたおかげで、ようやく半人前ぐらいにはなれた自負はある。
私のような不器用な人間は、半人前になるだけでも相当な時間が必要だ。
今の本業を辞めて、新しい職種に、「完全なる新人」として飛び込んだら、また相当な時間をかけて半人前を目指すことになる。
私は、本業の「ひん曲がりの曲がりなり」も、少なからず誇りに思っているのだ。
だから、できれば、「休職」がしたい。
退職や転職は、よく聞くが、休職は身近でもほとんど聞かないので、ハードルが高いのは明らかだ。
考えてみれば、当たり前だ。
休職がしやすい世の中になったら、みんな喜んでするだろう。
そうなったら、社会が回らなくなってしまう。
調べた限り、どうやら、休職をするためには、
出産、育児、留学、などを除くと、
「心の病」
ぐらいしか、ないようだ。
なるほど。
うん。
私は、もしかしたら、数年以内に、
「人生を賭けた仮病」
を使うかもしれない。
そうなったときには、この【プロポ】については、誰にも言わないでほしい。
仮病がバレては、大変だ。
それまでは、こんな感じでコツコツ書き続けてみようと思う。
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