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こんな人に介護業界で働いてほしいです

さて私がどんな人に介護業界で働いてほしいと思っているかというと…

①やりたいことが決まってない人(年齢不問!)

要は私と同じような人。若い人であれば、漠然とやりたい夢はあるけれどそれをどうやって現実に繋げていくかの手がかりが見つかっていない人。 社会人経験者であれば一旦、就職したものの会社の人間関係や求めらられるノルマに辟易としてしまった人。あるいは、なんだか自分に合ってないと感じてやめてしまった人。  そんな人は私がそうだったように自己肯定感が下がっているのではないでしょうか。介護の仕事はとりあえず人の役に立っている実感が得られます。結果、自己肯定感が上がる第一歩になります。そして今、介護業界は急速にホワイト化しているので(少なくとも私の勤めている会社は)自分の時間や休みがきちんと取れます。なんだかんだで入居者も働いている人も色んな経験をして流れ着いた人が多いので、やりたいことを考える参考になります。

②働いてはいるが、休日にすることがなくて時間を持て余している人。

持て余してる時間はぜひ介護に関わってみてください。人が老いていく様子。亡くなっていくことを知ることは、これからの人生に必ず役立ちます。というか知らないと落とし穴にはまります。ややこしい介護サービスについても理解しやすくなるので親や家族があるいは自分が介護が必要になったときにきっと役に立ちます。

③お金に困ってなくて、時間が余っている人

そういう人にはぜひ福祉業界を手伝ってほしいです。福祉の仕事自体が稼げる仕事ではないからというのも理由ですが、お金に困っておらず且つ時間に余裕がある人はきっと優秀な人ではないかと思い、優秀な人に介護の仕事に関わって欲しいと思うからです。 介護にはものすごい社会保障費が使われていますが、現在、それが効果的に使われているとはとても思えません。私は介護職員の全体の給料を引き上げた方がいいとは思っていません。ただ貢献度に応じて適切に配分されるべきとは思いますし、仕組み自体を大きく変える必要があると感じています。 なので、できるだけ優秀な方に現場を知ってもらい改革の糸口を見つけたいのです。医療も合わせて社会保障費の有効活用について考える人を増やしたいのです。

以上が、私が介護業界に求めている人材です。上記の3つの人材にちゃんとアプローチができれば、人手不足は解消できるはずです。介護に関しての人手不足や財源不足は無駄と非効率そして「死」についてきちんと向き合わない社会の結果であって、きちんと向き合えば解決可能な問題だと私は信じています。