
ゼロパーティデータとは? by @takashi_1977
プロの方が解説されていました。
ぜひご参照ください。
最近、アドテクに関して言及しなかったけど、言いたいことが沢山溜まったので、まとめて書きます。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 9, 2020
とりあえず、最初は、このゼロパーティデータについて。
前からずっと言いたかったけど、アドの世界においては同意はどうでもいいからねって話。やっぱ長くなるからBlogかな?https://t.co/K4amWhHRbF
すんません。まとめる時間無いっす涙
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
とりあえず、前提知識をそろえる行為を無視して、要点だけ呟く。
一応、このシリーズくらいは読んで欲しい【PR】笑https://t.co/GdUtRhwgXV
まず、質問から。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
インターネット広告において、3rdパーティのCookieを元にしたターゲティングが、今後、同意を取れと規制されると想定した場合、その同意は誰が取るべきでしょうか?
これ皆さん分かりますかね?
この答えは単純でして、広告配信事業社がとるべきものです。
メディアは広告枠を貸し出して「なるべく高く売ってね」と配信事業社に委託しています。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
広告主は広告費を預けて「なるべく効果出る広告を出してね」と配信事業社に委託しています。
「なるべく高く売る」「なるべく効果を出す」責任を持つのは配信事業社であり、そのために読者のデータを利用します。
配信事業社が、読者データを3rdパーティで利用する理由ですが、4つあります。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
1.不正対策(ボットや悪行為除去)
2.最低限のターゲティング(出しすぎ防止回数制限、関連地域に限定する位置情報)
3.コンバージョン把握
4.配信効率化
詳しくはこれを見たほうが良いかな?https://t.co/c2oEqjWmhh
利用の1~3は読者側にもメリットがあって、無料でニュースが読める(サービスが受けられる)対価としての正当な営利行為である「広告」を見せる際に、ユーザ体験を損なわないための必要な情報活用になります。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
問題になっているのが、4の配信効率化の部分ですね。
よし、ようやっと本題笑
勝手にリアルタイムでまとめられている・・・。Twitter(というか島袋さん)怖い笑
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
で、本題です。
アドテク事業社としては残念な本音です。
広告配信の効率化について、リタゲ以上のものが見つからなかったということになります。
そのため、今皆さんが問題視している・・・
ストーカー広告という形で、一般の方には個人情報と思われるサイトの参照履歴が、勝手に使われていると見えてしまったわけですね。(実際は利用規約には書いてありますが)
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
で、同意についてですが…
利用用途である1~3について、正しく目的を明示されていれば同意も何もなかったわけです。なぜなら読者にも一定のメリットがあるし当然の営利行為の一環なので。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
それを、リタゲで追い回すと効果が出るという、局所的な計測可能範囲での最適化を追求した結果、この事態になったわけです。
現状のとても歪んだ状態で「一度訪れたサイトの商品を色々なサイトで追跡して広告出しますが、よろしいですか?」という同意を得れるわけがなく笑
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
よってゼロパーティと言われても、この状況下において広告については同意も何も無い訳です。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
ちょっと脇道にそれますが、CDPのような顧客と企業のコミュニケーション上で発生する1stパーティのデータでその後のデータ活用についての同意を得るのはとても大事です。商品購買後の楽天からメールががが…
これで終わると尻切れトンボなので、別の角度からも解説。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
仮に同意を得られない状態になると、いわゆる広告配信事業社はリタゲが出来なくなります。(かなり効きにくくなる)他社にデータを渡すことがダメになると、自社で面やデータを沢山保持しているGやFといったプラットフォーマがより強くなります
自社の枠内で、自社のデータを使って最適化をしても誰からも注意はされないので、必然的に面やデータを独占しているプラットフォーム(PF)の寡占がすすみます。だからみんな反対してます。
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
では、PF以外が生き残れないかと言うとそうでもありません…
いやー、ダメだ。ここからも全然長い笑
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
もう、最初からnoteにしておけばよかったと後悔笑
そもそも日本の総広告費というのは、約6~7兆円でここ数年推移しています。広告の効果が「良い悪い」で予算が増えることはマクロ的にはありません。パイの奪い合いです。主にマス4媒体からネットへ移りました。
そのネット内で、さらに奪い合いになりますが、すでにPFが8割を寡占しており、Cookieの規制があろうがなかろうが、この構図は変わりません。(7~8割が9割にはなるかもね)
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
また、PMP、リスティング広告、動画広告等はCookie規制の影響をあまり受けません。
加えて、スケールさせるのは難しいものの、単純なリタゲよりも効果の良い(単価の高い)広告というものも、いくつかあります。(これを解説すると永遠に終わらないので割愛)
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
そういったニッチではあるがリタゲ外の広告にしっかりと取り組めばよいわけです。
いい加減、最後に一言!
— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
Cookie利用の行動ターゲティングは2010年頃から流行ったので約10年が経ちました。1つの流行としては良かったのでは?これがネット広告の終わりではなく、次の広告を産み出す良い切っ掛けになればと思います。
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— 伊藤孝 (@takashi_1977) January 10, 2020
書き足りないし、まとまりないけど、とりあえず終わらせました笑
とっちらかって、すみません><
あわせて togetterもどうぞ。
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