トネガワを読んでいたら凶気の桜になっていた
とりとめがないので感想文ではなくコラムに放り込みます。
最近、「中間管理録トネガワ」という漫画にはまっています。
これは、「賭博黙示録カイジ」に登場する悪役「利根川先生」のスピンオフ作品なのですが、本編とは違いコメディタッチです。
とにかく利根川先生がいい上司すぎる。格好良すぎる。
これはただのギャグ漫画ではなく、人生を学べる作品だと思います(!)。
「洒脱でないといっているのだっ……!」
「乗ってやるかな、ワシも」
で、トネガワを読み返しているとカイジ本編を読み返したくなりまして。読み返していたんですね。
本編を読んだのはずいぶん前だったのですが、今読むと、また印象が変わります。
やっていることは賭博だけど、根底に道徳があってちょっと感動してしまいました。
あと、トネガワを読んだ後だと、利根川先生への観方が変わります。
「そんなんだから、指示待ち人間なんて言われるんだっ……!」
「こ、こいつっ! 殺す! 殺す!」
利根川先生(´;ω;`)ブワッ
ここでめっちゃ怒るので、利根川先生的にはコンプレックスなのかなと思いました。
自分はカイジに登場する「一条」というキャラクターがめちゃくちゃ好きで、好きな男キャラベスト3に入ります。
友達から離れた後、陰口を言われていないかチェックするためにナチュラルに盗聴を始める辺りとかとてもかわいい。
ちなみに女キャラならダントツで惣流・アスカ・ラングレー! 次が幽遊白書の静流さんです。
ベスト3のうちの残り二人が、「六三四の剣」の乾さん、「愛と幻想のファシズム」のゼロになります。
「愛と幻想のファシズム」については以前にも何度か語ったのですが、またいろいろ思い出して考えてしまって。感想を別でまとめました。→https://note.mu/simadatuki/n/n8481679f83bbmagazine_key=mad4bb61743cc
しかし、また新たに書きたいことが思いついてしまったので、もう一記事書こうかと実は思っています。
これまでの内容だとゼロのどこがいいのかわかりづらいかなと思ったので、どういった部分に魅力を感じているのかも補足したいなと。あと、トウジの人間性だとか、他のキャラクターのことだとか、エヴァンゲリオンとの関連性だとか。こぼれ話とか。
で、なぜだか今度はファシズムから凶気の桜に飛びました。
この映画、キャラクターソングが面白いんですね。「消し屋・三郎」の「アウトロー」とか特に。
主人公たちのイキってるのが面白い映画でもあります。
「俺たち、右翼とかそういうのじゃないっすから」
「じゃあ何だよ」
「ナショナリストっすから」
「一緒じゃねえか」
みたいな大人とのやりとり。
三郎さんが主人公たちに言う、「一つだけ言っとくぞ。普段はちゃんと生活しとけよ」というのが大人のアドバイスとして的確すぎてしびれます。
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