ソーシャルゲームに苦手意識を持つ人間が原神をやる、その記録。

原神、方々でよく聞くタイトルだ。
私が原神について知っていることと言えばゲームのリリース前後期、原神はデータにウイルス的なものを含んでいて、開発会社が世界の情報を牛耳るべく生み出された道具だと騒ぐ人たちがいたな、という記憶だけ。

あれは結局のところどうだったのだろうか。
リリースから数年、世情に疎い私の耳にも入ってくるような一大コンテンツであり続けていることを考えると事実無根の噂話だったのだろうな。
あの時騒いでいた人達は今も原神をプレイできずにいるのだろうか。


私はソーシャルゲームが苦手だ、ゲーム開始後から押し寄せるコンテンツの情報量、コンプリート癖を持つ人間には厳しい課金制、時限イベントの存在によって引き起こされるストーリー進行度の齟齬。
ゲームを1から10までじっくり味わい尽くすのが好きなタイプの自分にはとてもじゃないが合わないものだ。

しかしながら流行りのゲーム、それも評価の高いものとなれば興味がわくのも人情というもの。
基本プレイ無料だし直近でやっていたゲームが陰鬱でバイオレンスなものばかりだったので(Bloodborne、DOOM等)そろそろ色鮮やかで可愛らしいゲームをやるのも有りだなという軽い気持ちで原神を始めることにした。

そしてようやくこの記事の本題に入る、ただし原神初日である今日は起動から数分しか遊んでいないのでゲームについて書くことが少なすぎるような気がしている、困った。


本題

ゲームを起動、データを作ってタイトル画面。と思いきや急に少年と少女が厳かな雰囲気を漂わせる女性(恐らく悪)と天空バトルを始めた、そのさまを眺めているとこれまた急にそのきょうだいのうちどちらかを選ばされている、選ばされた。

割と軽い気持ちで少年を選ぶと彼のきょうだいである少女がなんか、四角くされた。
自らのきょうだいを四角くされた経験は無いのでよくわからないが、結構怖いかも。自分もなんか、四角くされそうで。

なんやかんやで四角の集合体に飲み込まれて少年の回想が終わる、神様に直接手を下される少年少女、天空バトルもするし只者じゃなさすぎるね。
何か悪いことした?

そして物理的に浮いてる白髪の生物、これが妖精的立ち位置でなければ天空バトルは当たり前の世界なのかもしれないな。
名前はパイモンですか、きみはあれだね、正体についての考察が無限に繰り広げられるタイプの子だね?きっとそうだ。

こんな可愛らしくて快活な案内役にパイモンって名前を付けられちゃあ深読みせざるを得ないだろうに、オタクはこの手のものが大好物なんだ。
そう言う視点で見るとその浮遊する王冠のような物だったり、男性とも女性とも思えるキャラクター像と振舞いに大きな声でしゃべるところだったり。

パイモンこと序列9番の地獄の王との共通点が無限に湧いてくる。

人に人文学、科学、秘密などあらゆる知識を与えるといわれ、大地がどうなっているか、水の中に何が隠されているか、風がどこにいるのかすら知っているという。召喚者に地位を与え、人々を召喚者の意思に従わせる力も持つ。(Wikipediaより抜粋)

案内役としては最高だね、知らんけど。

気を取り直して。
期待通りすごく自然豊かでとても癒される、アイテムを手に入れた時の説明文の素朴さがとても良い、こういうアイテムのテキストを読むの大好きなんだよな、ゲーム世界の解像度を上げる行為ってゲームにおけるトロの部分だと思う。

丘を越えて泉をひと泳ぎ、七天神像なるものに祈りを捧げ、風の力を得る。
どうやらこの世界観の設定によるとこれは普通のことではない事らしい、シンプルに不思議なことだと思ったのでおかしいよ、と言った。言わされた。
するとパイモンに怒られてしまった、ちょっとしっかりへこむなこれ。

罪なきスライムを風で蹴散らし、チュートリアルも終わったような気がしたので一旦ここで終わりにしておくこととした。


原神、今のところいい感触のゲームだった。
明るいしパイモンが可愛いし単純に操作性も悪くない。
まあ続けてみようと思う。

……これ以上言うことがないな、ちょっとしかやってないし。
特にオチもつかないのでさっさとしめます、こんなただの個人的な記録を読んでくれてありがとう、ゲームはのんびりやる人間で、好きじゃないと思ったら平気で積みゲーにしてしまえるタイプなのでもし万が一にも続きをみたいと思ってくれたら、期待せずにいてくださいね。

おわり。

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