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三重県主催 社会の課題”政治”

政治についての県主催のセミナーに参加してきました。
女性限定開催のため、男女均等での社会を目指す発言が目立ちました。
35人ほどの参加で年齢は60歳前後が多かったイメージです。


政治の話はタブーでしょ?

宗教と政治の話はやめとけ。そうやって言われてなかった?
私はそういうイメージでした。
それを真っ向から対峙することは私には、不安だらけでした。
初めての方に価値観を伝えることは勇気のいることですし、応援している政党によっては全く理解できないこともあるかなという不安があったからです。
受けた後の感想は、少しの差はあれど多くの方は理解できた。
そのなかで、とても大切な気づきが1つあったのでそれをシェアします。

<本質を、想いを、目指すところを、結果を仲間に共有する>

これは、本当に大切です。
いろいろな言葉で言っていますが、全部一緒のことであり一つのことです。
なぜ、これを伝えないといけないかというとこれがゴールであって目指すところだからです。
これを伝えずに、現在のことや、やり方だけ伝えても伝わらないからです。

今回出会った方々を、私が独断と偏見で具体的に感じたことをシェアします

両親の介護や育児で自分のキャリアを諦めた女性の場合


家族のお世話で多くの時間を使った女性

家族の介護で自分のしたいことが出来ないことに大きな不満を抱えている。
結婚出産介護でフルタイム勤務を諦めた。
非正規雇用の職場の上司や同僚すべてに不満がある。
意見を求められても、いつもいつの間にか誰かの不満を言い続けている。
自分で何かをすることはせず、他人任せ。

☑自分が何をしたいのかが、わかっていない。
☑他人に話は聞いて欲しいがアドバイスは求めていない。
☑シンデレラ症候群(いつか王子様が来て私を幸せにしてくれる)

【解決策】

  • 自分のして欲しいことを具体的に端的にお願いする

  • 自分の感情を伝える(○○してもらえると嬉しい、○○の行動をされると悲しい)

  • 察して女子を卒業する(愚痴を聞かせれても改善してあげようとはならない)

この方は、自分のして欲しいこと(本質)がわかっていないので、まずは
目指すところ、相手にして欲しいことを具体的に伝えることで不満が減る

男女平等を目指して勉強をして活動をしている女性の場合


先進国に習って男女平等の社会を目指し行動している

男女の平等にするためにたくさんの知識を学び、男女均等の社会にするために先人がしてきた方法を熱く語る。
難しい専門用語を使い、男性と渡り歩いているイメージが湧くが、多くの市民には威圧的印象

☑具体的に日本でどういう形で取り入れるのかのイメージが難しい。
☑勉強したことを伝えるが、本人の感情が見えず機械的

【解決策】

  • 過去の実体験、経験と組み合わせて、感情をのせて伝えることで相手が共感、応援してくれる。

  • 相手の立場に立って、お話を聞き、その方に合った知識を伝えて上がる

自分の知識を教えてあげたいというGIVE精神が強いが、その知識を活用して【何をどう変えたい(本質)】【女性の議員を増やして何をしたい(どこを目指している)】かを明確に説明する。ここがわからないと人々は行動できないから。

今回の講師20代で北欧で政治を学び日本での女性や若年層の政治参加を支援している


講師の20代女性

日本での政治ボランティアを経て、北欧の選挙参加80%越え、国民が楽しく政治に参加している状況を実際見てきたことを生かして日本での政治的な活動を支援したり、問題定義している。

☑自分でおかしいと思ったことを、一人でするのではなく仲間とネットと他協会を巻き込んで行動できるバイタリティーがある。
☑行動をした後の圧倒的な結果を共有してくれるので支援者が後を絶たない
☑笑顔でやわらかい印象を与える女性である
☑実体験を絡めた理想の未来と、それに向けた行動で一貫性を感じて共感がもて応援できる。
☑うまく行かないこともあること前提で行動するため行動が止まらない。
☑子どもを産んでいない

【解決策】

とても、魅力的で応援したい方。もっとよくなる点を挙げるとしたら
20代~40代の女性の政治の立候補者が少ないことを問題定義していたが、実際に子育てをしながら、定時や定休日がない議員になるには今の社会では難しいと感じる。このことを理解してほしい。

最後に

このような女性たちと関わる中で、出来るだけ正確に自分の想いを本質を目指す未来を伝える大切さを学んだ。
感情が入ると、私は応援したくなることも実感した。
それぞれに、皆さん魅力的な方々でした。

今回出会っていただいたすべての方に感謝をこめて。

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しまちゃん
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