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備忘録 車中泊 群馬編

忘れないうちに、書き留めておきます。
前回の、お話と基本的には一緒ですが、個人的な日記みたいなもので
忘れないうちに書いとくかな~的な
ノンフィクションなのであまり面白くないですよ。

1.出発

 仕事が終わって帰宅
今回は、山登りもしたいし露天風呂も楽しみたいって事で夜のうちに出発。
夕飯を済ませ準備を始める。

寝袋と毛布は常備してあるので、着替えと簡単な食料を携帯。
・無洗米 1合x二袋
・レトルトカレー 1パック
・即席ラーメン 1袋
・天然水ペットボトル 2Lx1本
・着替え(Tシャツ・パンツ・海パン・タオル数枚)
あと足りないものは、途中で仕入れることとして、愛車に乗り込む。

我が相棒のスクラムくん2世

マツダ スクラムワゴン 660cc
室内は少しづつ自分で仕上げ、車内での就寝・調理等ができるようになっていた。とりあえずの目的地は群馬県吾妻郡中之条町にある、「尻焼温泉 川風呂」
天然の川の底からお湯が沸きだし、お尻を焼かれるような感じからその名がついたとい言われる天然露天風呂である。

私自身そこに行くのは初めてでは無く、道のりの不安もなかったからだ。
燃料は3分の2ほど入っており、片道は問題ないものと思われた。
スマートフォンのナビをセットして走り出した、春先の気温は肌の心地よく窓を全開にして走り出す。

国道122号線から123号線へ、まだ走り慣れた道で不安もない。
21時も過ぎているためか、数台のトラックと並走するだけで乗用車の数も少ない。熊谷市内に入り17号バイパスへと車を進める、スピードの速い車に煽り煽られしながら一路軍へ、途中に24時間営業のガソリンスタンドを見つけたのでとりあえず満タンに。これで往復の燃料の心配はいらない。

群馬県に入り極端に車の数も減ったように思われる、時間を見ると23時になろうとしていた。今夜中に足りない食材等の買い出しをしなければ、スマホのナビでスーパーかコンビニを検索したところ、前橋のスーパードン・キホーテが営業しているとの事。
国道から道を外れてドン・キホーテを目指した。

すっかりと寝静まった街の中に、その店は煌々と明かりをともし営業をしていた。駐車場にはチバラギグンタマ仕様のやんちゃそうな車が溜まっていた。そんな中、アルコールとおつまみ、チョコレートやカップ麺や菓子パンを購入して足早にルートに戻った。

トラックの間を申し訳なさそうに北へ向かって走る。
2度目の利根川を越えて渋川市内に入る、道幅も狭くなってきた、トラックの数も極端に少なくなった、道も少しづつ登りが増えてくる
我らがスクラム君のエンジンも高回転が多くなってくる、
対向車もあまりすれ違わなくなった。目的地が少しづつ近づいてくる期待感が高まってくる。

スクラムくん2世車内

警察の取り締まりを心配しつつ、アクセルを強く踏み込む目的地はもうすぐそこなのだ。八ッ場(やんば)ダムの脇を抜け本格的な峠道に入った、道の駅六合(くに)の看板を横目にさらに山奥へと突き進む。
時間は深夜1時になろうとしていた、真っ暗な山道ふいに現れた二股を左に向かって少し下ったところに、第一の目的地はあった。

「尻焼温泉駐車場」と書かれた看板に従って坂を下ると、少しひらけた駐車場があった。未舗装の砂利の広場、そこには4~5台の車が止まっていた。
中にはトラックベースのキャブコンのキャンピングカーもあった。
とりあえず、深夜と言うこともあってなるべく音を立てないおように寝床を準備して眠りについた。

2.尻焼温泉

尻焼温泉 橋から

 朝4時半、自然と目が覚めた。3時間ほど寝たのであろうか?窓を3cmほど開けて寝ていたの社内の空気はよどんではいない、標高が高い分すがすがしささえ感じる。尿意と肌寒さを感じつつも、タオルとスマホを持って河原へと向かった。

駐車場から階段を上って、道に出る。そこから200mほど歩くと橋が架かっていて、その橋を渡り河原を50mほど歩くとそこには湯気の立ち上る川がある。コンクリートで固められた土手がありそこで服を脱いで川に入る。更衣室などは存在しない。
川幅は約3~40mほど、脛ぐらいの深さのところもあれば、肩くらいの深さの所もある。温度は少しぬるめで何時間でも入っていられそう。
ミズゴケで足を取られそうになりながらも、ちょうどいい温度の場所を探す。

尻焼温泉♨

あさ4:30のタイミングで入浴者は自分を含めて2名のみ、もちろん全裸である。いい感じの岩を見つけてお湯に体を投げ出す、スマートフォンで動画を見ながら温泉を満喫・・・鳥の声が心地よい。
大自然の中全裸で温泉、なんだか別のものに目覚めてしまいそう。
土手の上少し高いところにガードレールとカーブミラーが見える、本当に屋外なのだ。

まじで普通の河原

気持ちよく裸族温泉を楽しんでいると、常連と思われる男性に声を掛けられた。「スマートフォンは注意した方が良いよ、盗撮と間違えられちゃうよ。この間は警察まで来て大変だったんだから。」僕は軽く会釈をして「了解です、気を付けますね」と返事をしそのまま動画を堪能した。
時間も5時半を回ったと思われる頃、二人目の男性が現れた。服を脱ぎ川の中に入ってくる、やはり全裸だ。

脱衣場などありません

一時間近く温泉を堪能した僕は、眠くなってきたので上がることにした。
寝不足は体に悪い。
着てきた服を再び着込むと、土手を歩き車へと戻った。
仮眠を取らなければと、思いつつも今回の第二の目的である山登りをすべく移動をする事にした。

3.野反湖


天空の湖なんだって

車内を簡単に片づけると、すぐに移動した。
次の目的地は野反湖(のぞりこ)と言って、標高1500mの高地にある湖で、周囲12km、標高2000m級の山々に囲まれた「天空の湖」と呼ばれるダム湖。尻焼き温泉からは2~30分で移動することができ、そこで仮眠をとってから近くの山を散策する予定であった。

第一駐車場に車を止め、リアハッチを開け放ち大自然を満喫する。
アウトドアガスでお湯を沸かしてカップ麺にお湯を注ぐ。
インスタントコーヒーと、ドン・キホーテで購入したバターロールパンと一緒に朝食をすます。
標高が高いので空気が澄んでいて、ただのカップ麺がとてもおいしく感じた。お腹が膨らむと急激な睡魔が襲ってきた、リアハッチは開けたまま、野鳥の声を聴きながらそのまま眠りについたのあった。

ヤベ、カップ焼きそばだった

3時間ほどで目が覚めた、ふらつく足取りで売店方面にそこで初めて、湖を見た。「すげー」思わず口からこぼれた。
山々に囲まれた湖はとてもきれいで、まるで絵葉書のような景色。
こうしてはいられないと、トイレを済ませ車に戻ると動きやすい服に着替えて近くの山に向かった。

いざ、山登り








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