2025/2/22 チェロレッスン

3週間ぶりのレッスンだった。
今日こそドッツァウアー85(3巻ラスト)をなんとかしたい……と思いながらレッスンへ向かった。
結果は惨敗。
敗因としては、私の耳が音の長さの違いに弱かったことである。
先生が「そこ」と止めてお弾きになるのだが、音の素晴らしさ以外の違いがよくわからない。
(何だろう……?)と思いながら繰り返すと、また止められる。
よく聞くと、私のは音の長さが端折られていたり、そこを次の音で調整していたりと、いわば訛った状態で弾いていたのである。
ギャイン!(心の声)
練習方法はわかる。転ぶ練習をすればよいのだ。
しかし、どこに対してその練習を適用すればよいのかわからない(レッスンでわかったのだが)。
アマチュアならこんなもんでいいかもね~、でクリアさせず、またやってきてねと言っていただいたことにホッとして、いよいよ次のエチュードに入った。
シュレーダー1巻である。
「どこ見てきたの?」と聞かれたので、最初から、と回答した。
「うん、こういう白玉のはあなた弾けるから、持ってこなくていいよ。これやってみて」
シュレーダー10番である。
「弓の都合で弾かないの。弓の配分をもっと考えて弾こうね。こういう何でもないのも、きれいに弾くのって大変でしょう」
ひとまず10, 15, 17, 18が課題となった。もちろん、その後に「これも見てきた?」と言われることとなるのだろう。
次回レッスンは、なんと翌週。先生がお忙しくて、不在がちなためだ。
普段は隔週なので、次までの期間がいつもの半分。それまでにどれだけ練習していけるのだろうか……と、帰るときから既に、別の緊張が始まるのであった。

ちなみに、シュレーダーのできなさ具合に「だからあなたのシューマンは残念なの」と言われてしまった。
これまで「前より良くなった」とおっしゃっていただけに、これからはもう一段レベルアップした指導になるのかもしれない。
しばらくシューマンはお休みしてエチュードだけとなりそうだが、それはそれで楽しみである。

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