【大混雑】週末にあずさに乗る時の落とし穴
山梨方面へ出かける際に便利な中央線特急「あずさ」
前回のHIGH RAILの帰りに乗ってきた際にいろいろ注意点に気づいたので、これから乗る人の役に立てるよう。
あずさの概要
基本的には新宿〜松本を結ぶ列車で、一部の便は東京・千葉・南小谷を発着します。同じ車両で運転されている「かいじ」に比べて停車駅が少なくないことと、甲府より先まで行けることから、人気列車です。
また、使用される車両もE353系はかなり新しい車両で、全席にコンセントや枕を装備しており、快適な移動間違いなし。
予約の仕方
まず前提として、あずさ号は全席指定です。自由席は一切設定されていないため、事前の予約が必須となります。一応指定なしでも乗れる「座席未指定券」というやつがあるんですが…
今回は割愛で
予約が取れない
先述の通りあずさは大人気の特急なので、大型連休などを中心に予約が殺到します。そのため、発車が近くになると窓側はおろか満席まで埋まることも全然起こり得る。
僕が乗ったやつも、直前に駅で見た限りは完売になっていて、僕としては珍しく隣席にも人がいましたね。
対策①とりあえず早く
まあ1番単純なんですが、発売日(乗車日1ヶ月前)にしてしまう。窓側だって取れますし、トクだ値(実質早割)などでお得に乗車することも可能です。ただ、かなり競争は激しいので、本当に10時ぴったりに予約できないときついです。
南小谷行きといった人気便を予約するならば「10時打ち」「えきねっと事前受付」なんかがおすすめ。意見は分かれると思うのでまたも割愛。
対策②臨時あずさ
あずさは基本は毎時1本での運行なんですが、繁忙期だと供給不足になります。そこで、土日を中心に臨時あずさが設定されます。
午前の下り、午後の上りに運行される事が多く、定期便と合わせると1時間に3本ほどあずさが走ることになります。
いつもは走っていないため見つけられない人もいるため、直前でも座席に余裕があることもあります。
対策③かいじに乗れ
最初の方で触れた通り、甲府以東でよければ、中央線には「かいじ」という特急もあります。甲府まで乗っても後続のあずさに抜かれることはなく、所要時間の差は10分程度。
停車駅に山梨市とか石和温泉が加わるため、むしろ便利になることもあります。全席指定や、使用車両などはあずさと変わりありません。
臨時あずさの落とし穴
先ほど、臨時あずさがおすすめと説明したのですが、いくつか注意点があります。
なお、臨時列車は基本的に
列車番号が70〜90番代
始発駅の発車時刻がキリ悪い
12両運転はない
新宿8:05発あずさ77号などが該当します。僕が乗ったあずさ84号もその1つです。小淵沢→立川だったから時間ではわかんないけど。
列車間違い
臨時あずさが運転されるとなると運転間隔が狭くなり、間違った列車に乗車してしまう可能性が高まります。ていっても東海道新幹線とかに比べりゃ大したことはない。
指定券をかしっかり確認するだけ。
車内販売がない
あずさは数少ない車内販売の残る列車なんですが…
臨時で運転されるあずさには車内販売のサービスはありません。車内に自販機もないため、途中での補充はほぼ不可です。僕が乗ったやつは、少し遅れてたこともあり、
「停車時間での買い物はやめといて!」
という旨のアナウンスがされていましたね。
とはいったもの、定期あずさの車内販売も回ってこなかったりお弁当が少なかったりという噂を耳にするので、乗車前の購入がベター。
使用車両が異なる
これは鉄オタからしたら嬉しいことでもあるんですが、使用される車両がE353系ではなく、旧型のE257系に置き換わる場合があります。かんたんに言えば「先代のあずさ車両」。別に(そんなに気にするほどは)ボロいわけでもないので、気にしなければなんの問題もありません。
しかし困るのはコンセントがないということ。窓側にもついてないうえ、グリーン車にも設置がありません。MAXで3時間半ほど乗車するあずさとなればモバ充は欲しいとこです。
※最近だとE257系でも窓側にコンセントのある2000番台(青色)が使用される列車もあるにはあるみたい。
E257系(旧型車)の見分け方
なりたい人もなりたくない人もいるでしょう。見分ける方法はこんな感じです。
JRの臨時列車情報を見る
6号車に普通車もグリーン車もある
時刻表に「座席ランプなし」の表示
1〜9号車(定期便は4〜12号車)
わかりやすいのをどうぞ。
最後に
僕が乗ったときは、南海トラフの注意情報が出ていて徐行運転される区間もあったんですよね。遅れも重なり、デッキもかなり混んでました。
しっかし立ち席よりもトクだ値で取った指定席の方が安いとは…
知識入れとくのも大事ですね。
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