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お盆の風物詩@2023年8月エッセイ塾課題

久しぶりのnote投稿です。

この数年のうちに
前回とは別の出版塾にお世話になり、
その出版塾の講師主催の
エッセイ塾にも入ることになりました。

メインブログはアメブロですが、
こちらにも自身のエッセイを
貼っておこうと思います^^

メインブログはこちら♪
 ↓ ↓ ↓

エッセイ塾では
毎月お題の図書から
自身で800文字程度の
エッセイを書く、というもの。

今月の課題は
「絶滅危惧動作図鑑」
です。

以下、エッセイの意図と
エッセイです。

メインブログより引用。

今回のエッセイの意図としては

昔からの行事(動作)も段々と

消えているけれど

経験したことはいつまでも

心の中に残っているなぁ。

と感じたことをお盆の

「迎え火」を使って書きました。

提灯を持つ、という動作も

今ではあまりしないですよね。

わたしも迎え火をするときだけ

提灯に火を灯し、

その火が消えないように

歩いていたことを思い出します。

今では経験できたことが

とてもありがたかったなぁ。

と感じています。

では、エッセイです^^

ここから♪

==========

「お盆の風物詩」

最近見なくなったもの。

お盆の「迎え火」

実家は本家まで徒歩で20分ほどの距離にあります。

物心ついた頃から社会人になるまで、本家の祖母(祖母が亡くなってからは伯母)と本家の近くのお墓まで迎え火に行くのがわたしの担当でした。

迎え火は、お盆の入、8月13日の夕方に行っていました。

お墓に着くとご先祖様に

「迎えにきたよ」

と、提灯の蝋燭に火をつけます。

ご先祖様はその提灯の灯りを目印に家まで帰るそうです。だから、提灯の火が消えないよう、気をつけて歩きます。

祖母がよく

「火ぃ消えたらじぃちゃんら帰ってこらんねぇからよ」

と言っていたのを思い出します。

家に帰ると、玄関からではなく、別の入口から入ること。そしてその入口にはタライなどに水を張っておくのです。

どうやら、その水で帰ってきたご先祖様が足を洗うそうで・・・。

え!?足あるの!?

という疑問をずーっと持っていました。風習、謎!不思議過ぎる。

提灯の蝋燭を仏壇に移したら、迎え火終了です。

迎え火はわたしの担当でしたが、送り火は本家の誰かがやっていたようです。

今は自宅で迎え火、送り火をする家が多いようですね。お墓まで行くのは珍しいとか。

迎え火自体していない家が増えているのかもしれません。

わたしが迎え火をしていたときも、同級生からは「迎え火?何それ!」と言われていました。

就職後は仕事柄お盆は休めず、おそらく従兄弟の子供が後を継いだそう。

今ではどうしているのかはわかりません。

元迎え火担当としては、あちこちで提灯の灯を見た8月13日の光景を懐かしく感じます。

風習も、少しずつ形を変え、なくなっていくものも多いのでしょう。

今でもお盆になると迎え火のことを思い出します。

過去に経験したことはその動作自体をしなくなったとしても、記憶に深く刻まれているものです。

今となってはとてもありがたい、貴重な体験をさせてくれていたんだなぁ。

迎え火、好きだったな~。

そう、しみじみ思うのでした。

==========

ここまで

今後もメインブログから
引用投稿をする、かどうかは
なんとも言えませんが(苦笑)

こちらでも紹介できたらいいなぁ♪
と、ひっそり思っています。

では。

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真野姫世美(まのきよみ)
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