言の葉の糸
目の前に映る景色はその日その時にしか映らない。
人間は思考をもつ生き物だ。
思考を持つなら僕は「言語化」出来た方が良いと思ってる
一瞬一瞬時間は過ぎていき、もう二度と同じ事は起こらない
当たり前の様に聞こえるかもしれないが、当たり前と言う言葉を盾に見落としてしまう
感情を伝える方法は沢山ある
表情1つで喜怒哀楽はわかるが、そこに至った真相までは残念ながら見えない
言葉も口だけが方法ではない。
手話や目の動きなどで伝える方法もある
「会話」というものを繰り返してコミュケーションを取る
人と人との関係は全てコミュケーションによって構成されていく
縦から横へ織りなして行く糸はいずれ形となり、はっきりとした物体に変わる。
マフラーとかセーターとか手袋とか、人に温もりを与える。
僕がやってるSILVERTREEというバンドは例えるなら、そーいう物なのかも知れない。
SILVERTREEというバンドは何よりも言葉を大切にしている。
わからないから言葉をぶつけ、さらに言葉をぶつけ返す。
それでもわからないなら、さらに言葉を紡ぎ出して行くんだ。
そーやってハッキリとした関係が生まれる。
それが歌というものになり、誰かの心に温もりを与える。
いや、与えられたら嬉しいんだ!
そうやって僕たちはまた次の景色を探して、試行錯誤を繰り返す中で、言葉と言葉で関係を編んで行くんだ。
死ぬまで続けて行くんだろうねこれは。
僕が幸せを感じる瞬間はきっと誰かと言葉を交わして瞬間なのだと思った。
寂しがり屋な僕だからなのかも知れないけどね
君の言葉も僕の糧になり、誰かの糧になり編み物の一部になってる。
迷ったらSNSのDMとかでもいいし、ライブに来てキミだけの言葉聞かせてね