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短編ホラー・二人称小説集 『あなた』

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少数派な「二人称」で構成してみたシリーズです。一話完結ですので気軽に読めるかと思われますが、内容の気軽さは保障したしません・・・ 主人公は読んでいる『あなた』が主人公です。”没入…
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短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~海異~

あらすじ 二人称小説を様々な視点と解釈で語るオムニバス。  主人公は『あなた』 ~海異~ …

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~意識~

前書き 覚醒  ・・・やぁ、目が覚めたかい?  どう?僕の声が聞こえるかな?まだあまり意…

短編・二人称ホラー小説『あなた』  第一話 ~山着~

前書き あなた  あなたは、いま”これ”を見ている。すこし時間に余裕がある、というか、暇…

短編・二人称ホラー小説『あなた』~山着~第二話・マヨヒガ

『帰郷』  怏々と活性化された草木の緑葉は、毎年の恒例行事のように秋から冬に掛け紅葉とな…

短編・二人称ホラー小説『あなた』  ~山着~第三話・忌み地

『先人』  あなたはちょっとした心の安らぎを奪われたような気分になり、焦りを見せました…

短編・二人称ホラー小説『あなた』  ~山着~第四話・|怨縁《えんねん》

『異界』  気が付くと、あなたは川の大きく蛇行した外側にいました。下半身”だけ”が濡れて…

短編・二人称ホラー小説『あなた』  ~山着~最終話・視霊

「煙幕」  目覚めてすぐに焚火が目の前にあり、先ほどの体験とのフラッシュバックであなたは奇声を上げながら仰け反った。 「どうした?!大丈夫か?」  突然のことで杜下が驚き、心配そうにこちらを見ている。 「あ”あ”・・・ずい”まぜ・・・・・・」  声がガラガラではっきりと喋れなくなっていた。喉にまだ熱を感じている。 「なんだか大分と疲れているみたいやな、今は休みなさい。僕が見ているから、安心して」  喉や肺がまだ少し痛いような違和感がして、唸らせながらもまた現状、

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~手配師~

前書き 記憶 《・・・ここは・・どこだろう・・・・・・》  あなたは、記憶が曖昧です。 …

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~粘着者~

前書き  概ね、このシリーズは「男女」を出来るだけあやふやにしていきましたが、今回のこの…

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~マッチング・ゲーム~ (前編)

前書き  グロ怖を最大限に出してみました。  私は映画で言うと 「セブン」デビット・フィ…

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~マッチング・ゲーム~ (後編)

友人  あなたの友人は、あなたとカラオケの後に別れて隣町の二駅分ほどに距離がある”例の…

短編・エッセイホラー小説『あなた』       ~わたし~

前書き  いつもお世話になっております。  今回の『あなた』は、また少し趣向を代えて、語…

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~人撹者~

着信  ♫♬♪♩♫♬♪♩♫♬♪♩♫・・・・・・  スマホから着信が鳴っている。『あなた…

短編・二人称ホラー小説『あなた』       ~変死覩者~

前書き  エロティシズムな空間や思想の渦巻く世界では、霊的な心霊現象は起きにくいとされています。原因は分かりませんが、個人的には「性の誕生は生の誕生」と、勝手ながら神聖な行為の一部、と私は解釈しています。  もしくは  性の話は万国共通とも言います。国や地域、人種だけでなく時代をも越えて共通なために、どうしても「悪意」ではなく「興味」の対象とされるのかもしれません。  しかし  多様性なこの時代。その「興味」が決して良い意味ではなくなっていくかもしれませんね・・・・・・

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