文庫案内&11・12月の文庫講座
シルクロード文庫について
シルクロード文庫は、アフガニスタンをはじめ中央アジアの遺跡の研究保護に尽力され、2022年10月に亡くなった前田耕作先生の発案で始まった、東西交渉関連の書籍約1万冊を収納した私設の書庫です。
集められた書籍はシルクロードにまつわる宗教、美術、歴史、民族などに多岐にわたります。
場所は東中野駅西口から山手通りを渡って徒歩2分のパオコンパウンドの8階。1階はシシカバブやカライといったアフガニスタン料理の店、キャラバン・サライ。
文庫では書架から出して、備え付けのテーブルで、自由に読むことができます。8階にあって眺望は抜群!
住所/営業時間
住所:164-0003 東京都中野区東中野2-25-6 パオコンパウンド8F
休館日:毎火曜日
開館時間:火曜日以外 10:00~17:00
環境:電気コンセント・USBコンセント完備、Wi‐Fi完備
貸し出し:蔵書の貸し出しは行っておりません。
連絡先:03-6676-5686 srlbunco@gmail.com
※所用で席を外していることもあるので、訪問される場合は、電話やメールで確認していただくと確実です。
11~12月の文庫講座
文庫では以下のような講座を開いています。参加を希望される方は、各講座の連絡先まで、お問い合わせください。
書の会
徳泉さち先生による「中国書道史」講義&「臨書」体験。9月、王義之の「蘭亭序」に続いて、10月は同じく王義之の「興福寺断碑」を臨書。講義では、臨書とは何かをめぐって、ペルシア書道との比較なども飛び出し、興味深い展開となった。
日時:毎月1回開催。
11月18日(月)13時~15時
12月の開催日時は次回11月18日に決定。
連絡先:srlbunco@gmail.com 嶋岡
八尾師 読書会
八尾師誠先生主催の読書会。第3期は、吉田正春著『波斯之旅』を読む。
すでに2回目を終了しており、10月31日は3回目となります。
日時:毎月1回開催。
10月31日(月)18時~20時
11月休講
12月19日(月)18時~20時
※参加希望の方は、tabriz@mbj.nifty.com 八尾師誠先生まで。
M³
シルクロード文庫の前代表であった故松枝到さんがパオで行った夜ゼミを継承した集まり。短文を読解しながら読みの実践を試みる。そこから拡がる話も絡めて論議を交わす。最近では五十嵐一著『音楽の風土』から「ラクダに乗った儒者たち」、ヴォルター・ベンヤミン著『歴史哲学テーゼ』のⅨ、白川静著『文字遊心』から「狂字論」などを取り上げた。
日時:毎月1回開催。
11月11日(月)14時~
三井記念美術館で「バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」を観る。
12月の開催日時は次回11月11日に決定。
※参加希望の方は、namakcafe@icloud.com菅谷まで。
ペルシア語基礎講座
八尾師誠先生による、ペルシア語基礎講座がいよいよ始まる。
まずはペルシア語のアルファベットから。10月末現在、まだ定員に空きがあります。この機会にぜひ。
日時:毎火曜日 18:30~20:00
12月10日(火)
12月17日(火)
12月24日(火)
詳細は下記をご参照のこと。
text by シルクロード文庫事務局 嶋岡尚子
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