【醸す旅】木桶仕込み醤油がある街 香川県小豆島
気になった全国各地の発酵食品を巡る旅の記録です。
■香川県小豆島で醸す旅
目的は、木桶仕込み醤油
▶︎木桶仕込み醤油とは?
木桶で発酵熟成した醤油のことです。
かつて醤油などの和食の基本調味料は木桶で作られていましたが、
コスパや手間の点から減少していき、醤油業界では木桶の使用は全体の1%以下まで落ち込んでいるそうです。
▶︎木桶醤油の魅力は?
クラフトビールのような多様な個性を持つこと。
木桶に使われる杉の表面に微生物がすみつき、独特の生態系を作りあげます。
100年を超える歴史の中で、気候の変化や作り手の変化により、
その蔵元にした出せない風味や味わいを生み出すことができるとのことです。
″生きた桶″自然が生み出す本物の天然醸造醤油がここにあるんですね。
■散策ルート 所要時間:約1時間
▶︎ ヤマクロ醤油 (約20分)
木桶職人復活プロジェクト
現在使われている木桶の多くは戦前に作られたものとのことです。
新桶がほとんど作られなかった時期が続いたので木桶お製造所も残る1社になっているのが現状。
日本の伝統文化の消滅の危機を救うべくヤマクロ醤油さんが立ち上げたプロジェクト。
技術を共有して木桶と木桶職人を増やすことを目指していらっしゃいます。
そんなヤマクロ醤油さんの醤油蔵をその目で見てみたいと思い訪れてみました。
3mぐらいの木桶がずらっと並んでいて、年季の入った様子を見ることができました。
印象的だったのは匂い。
醤油のもろみ独特の匂い。正直苦手な人にはちょっと辛いかもしれない。
一緒に行った長男は匂いに敏感なので、気分が悪くなっていた様子でした。
私自身は、そんな匂いから伝統的な奥深い印象を受けました。
100年を超える歴史で生まれたここでしか生み出せない醤油の重みを感じました。
古民家の一室が休憩所として設置されていました。
まるでおばあちゃん家に来たような懐かしい風景。
風鈴が心地よい空間を作り出していました。
▶︎ マルキン醤油記念館 (約40分)
100年以上の歴史がある醤油蔵。
小豆島の醤油の歴史にも深く関わっています。
もろみ搾り体験ができました。
実際の搾り機のミニチュア版を使って、搾り体験をしました。
火入りしていない生醤油を味わえる貴重な体験でした。
お楽しみは醤油ソフト!
キャラメル味のような風味で美味しかった〜✨
(暑すぎてすぐに溶けそうだったので写真撮り忘れました💦)
他にも醤油蔵が並ぶ醤の郷というエリアがあります。
そこを散策するのもおすすめです。
■個人の感想
味の奥深さには、歴史があるということを実感しました。
普段何気なく使っている醤油でもそんな歴史を知ると一滴一滴が貴重で尊さを感じますね。
私の醸す旅はまだまだ続きます♪
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