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リアル80年代のロードレーサー: RALEIGHを祈祷してもらいました

こんにちは
自転車が大好きなSilicate meltと申します。

35年前に理不尽な事故に遭い、購入から1年半もしないうちに乗れなくなってしまったRALEIGH
昨年これを修理して久々に乗れるようにしたのですが、復活後の試走でまたもや事故寸前の危うい状況に遭遇してしまいました。
(詳しく知りたい方は下記のnoteを参照ください)


このRALEIGHはこれまで乗ってあげられなかった分、これからトレーニングやロングライドなどにも活用したいと思っているところです。
しかし、ちょっと危なっかしく感じたので、本格的に乗る前に神社で安全祈願をしてもらうことにしました。



太平山三吉神社について


冬の太平山

秋田市に太平山という山があり、地域のシンボルとして市民に親しまれています。

太平山三吉神社の奥宮
山頂には神社が設置した参籠所(山小屋)もあり、
登山者も利用することができる
出典:太平山三吉神社のホームページ

太平山は古くから山岳信仰の対象であり、三吉霊神(みよしのおおかみ)が太平山三吉神社に祀られている。
山頂には奥宮、麓には里宮があります。
7月17日に御神体が里宮から奥宮(太平山山頂)へ遷り、9月17日に御神体が奥宮から里宮へ遷ります。
7月17日から9月17日かけては神主さんも奥宮に滞在し、山頂で祈祷をしてもらうこともできるそうです。

太平山三吉神社の里宮
Wikipedia 太平山三吉神社より


三吉梵天祭
出典:https://matsurito.jp/matsuri/miyoshi/index.html

太平山三吉神社の里宮は1月17日の三吉梵天祭が有名で、毎年季節の風物詩としてニュースにも取り上げられる。
地域や職場単位で準備した梵天(ぼんでん)を、激しくもみあいながら石段を駆け上がり奉納する神事で、その力強さから「けんか梵天」とも呼ばれている。

太平山はかつて女人禁制の山であった。
それに関連してかどうかは分からないが、この梵天も男しか持てないことになっている。
我が家の子供たちが通っていた幼稚園でも、毎年園児が梵天を奉納する行事が(梵天祭の数日後くらいに)あったのだが、持つことができるのは男の子だけで、女の子はそのあとをついていく催しであった。
ところが、保護者会の会長をしていたウチの妻の話によると
このことに対して、
ぼんでんを男の子しか持てないのはイマドキどうなんだ? 
ウチの娘も持ちたがっている。 女の子も持てるようにすべきではないか?

的な保護者のクレームがたびたびあったそうである。

幼稚園児達による梵天の奉納
出典:ABSアナウンサー 田村修のブログ

確かに男女平等は大事かもしれないけれども、こうした神事はそういう話とは違うんじゃないだろうか?
とワタクシは考えるのだが、
神様に逆らうような親の対応までしなければならない今時の先生方はさぞかし大変なのだろうなぁ、とその苦労を思ったりもする。

とにかく、自宅にて神仏お地蔵様を祀っているワタクシとしては RALEIGHの今後 が気になったので、念の為に神社でお祓いをしてもらうことにしたのでした。


2月15日(日曜日)
太平山三吉神社の里宮にやってきた。
自転車で数分の近所にある。


試走でVittoria RALLY 25-28で乗ってみたのだけれども、25mmのチューブラーがしっくり来なかったので、Vittoria Strada 21-28をつけているNationalレーサーのホイールと取り替えました。

リムはMAVIC スペシャルスポーツ
やっぱりタイヤは細くないとテンションが上がりません(笑)
そして、シルバーパーツにはシルバーのアルミリムの方がよく似合う(個人の感想です)。


ステムに取りつけたGarminがすごくダサかったので、Garmin純正のマウントでハンドル前方につけてみました。
ステムよりもマシにはなったけど100点ではないなぁ
でも走行ログは残したいし、やっぱりハンドルには付けずにウエアのポケットに入れとくしかないのかな(笑)


太平山三吉神社
夏場は御神体が山頂に遷るのですが、
今の時期は御神体はこちらに祀られています。
我が家の子供たちの七五三と次男のお宮参りもこちらにお世話になりました。

受付にて
ワタクシが「自転車の祈祷をしてもらいたいのですが」
と話すと、事例が少ないようで受付の人が少し戸惑っている様子
後ろから神社の人が出てきた。
競技などに出るための専用の自転車ですか?
ロードレーサーか何かでしょうか?
ワタクシ:「いやまぁ、競技ではなくて趣味で乗っているだけなんですけど」
神社の人:「わかりました。ではこちらの用紙にご記入をお願いします」

「ロードバイク」ではなく、「ロードレーサー」というワードが自然に出てきたことに驚いてしまった。
後から知ったのだが、ここの宮司さんのようであった。

受付用紙に住所、氏名、メーカー、型式を記入して、祈祷料を払う。
30分単位で行なっているようだ。
次は14時30分
待っていると先ほどの宮司さんが出てきて話しかけられた
もう乗れるシーズンなのですか?

先ほどの「ロードレーサー」といい、
もしかするとこのお方はサイクリストなのでは? ( ゚∀゚)

と思って少し話しをしてみたのだが、全然関係ありませんでした(笑)
(確かに自分がサイクリストなら「もうシーズン?」とは聞かないよね)



参詣するのは自分だけで、待合室はガラガラでした。


この待合室から大平山が眺望できるはずなのですが、今日は曇っていて見えません。


こちらが本殿です。
祝詞はクルマの交通安全用と同じ感じでした。
(祈祷中は撮影できないので、写真はありません)


この後、神主さんが外に出て、私がRALEIGHの横に並び、頭を下げてお祓いをしてもらいました。
全部で10分くらいで終わりました。

14時49分 自宅に帰宅

神社でいただいたお守りとおさがり(三吉のサブレ)です。
お守りは車用ですね。
大きいのは神棚に祀って、小さいやつをツールケースに入れておくことにしよう。

祈祷はしてもらいましたが油断せず、集中しながら安全運転で走りたいと思います。

(終わり)


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