「するべき事」を自分に要求しない日
家事を始め、毎日の「するべき事」というのは、多かれ少なかれ誰にでもある。
でも、どうしても気分が上がらずにできないという日もあるものだ。
ここ1ヶ月あまり、目の不調が続いていて、今日眼科へ行った。
結果は老化によるもので、手術も治療も必要なく、そのうち慣れるとのこと。
老化は喜ばしいものではないけれども、手術になるのだけは避けたかったので、ひとまず良かった。
今日はそのあとに自宅の設備のことで、業者さんが来ることになっていた。
眼科でどんな結果が出るのかということと、業者さんが家にあがるということで何日も前から憂鬱だったし、今朝も気分が沈んでいた。
気分が沈んでいると、朝のルーティンワークもままならない。
まずはなかなか起きられなかったし、猫トイレの掃除も、植木鉢たちへの水やりも何ひとつやる気力が出ないまま、眼科へ出かける時間になってしまった。
ただ、手術になるかどうか不安な気持ちがMAXだったのだから、そのくらい出来なくても当然だ。
こういう日にまで、「するべき事」を自分に要求しなくてもいいはず。
家事はいろいろ溜まっているし、確定申告もまだ終えられていないけれど、明日からまた気を取り直してやればいい、かなと。
一晩寝て起きてみると、気分が変わっていることはよくあるのだから。
そんなふうにリセットできる睡眠というのは、ほんとうによくできた仕組みだと思う。