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西への遠征3 京都編

6月27日から7月3日まで、

成田→大分空港→別府→下関・小倉競馬場→京都・奈良→東京

という流れで西への遠征をしました。太字が今回の記事です。


7月1日は京都に向かう予定だが・・・

30日の競馬後、下関に戻って3連泊の最後の夜を過ごしました。
泊まっていたのは「下関ステーションホテル」でした。大浴場とサウナがあったので、毎日サウナで疲れてから寝ていました。

1日は朝から携帯が下関の人に対する避難指示を伝えていました。場所によっては大雨が降っていたようです。自分には関係ないだろうと思っていましたが、大雨の影響で始発から電車が動いていませんでした。

私は10時半くらいに、小倉から京都まで新幹線を予約していました。しかし、電車が動かなければ小倉に出られません。これはピンチです。どうにもならない時の最終手段としてはタクシーがありますが、大体7800円くらいかかるようなので、最終手段として眠らせておきたい方法です。

朝起きたのは6時頃だったので、時間に余裕は十分ありました。
そして考えた結果、
バスで新下関まで行く→新幹線で小倉まで行く
という方法にしました。新幹線だけは動いていたので。新幹線でいったん戻って再び進むというクソゲー。

バスは、「西の端」とか「山の谷」とか、面白めの停留所が多かったです。そして「新駅南口」という、ここで降りるべきなのか悩む駅名があってドキドキしました。スルーしてから、実は新下関駅のことだよとかなったら目も当てられません。一応バスの放送で説明をしてくれていましたが、何言ってるか聞きとれないという切なさ。
結局、スルーした後に新下関駅があって一安心。

この機会がなければ生涯降り立つこともなさそうな、新下関駅。
大雨で電車が止まるとは思いませんでした。
このかわいいオブジェを見に来たと考えればよし。

 

バス代と小倉への新幹線代で1600円くらいでした。脳死でタクシーにしないでよかったよかった。
無事、予約していたのぞみに乗れて、13時頃京都に到着しました。京都駅には飲食店が並ぶ区画があり、その中の「いち藤」でお昼ご飯を食べました。

京の名物定食1650円。下側「湯葉のたいたん」と「京にしん茄子」が特にうまし。

 

京都で2泊するのは「アルモントホテル京都」です。
駅から徒歩10分弱のところにあります。14時チェックインがありがたい。

チェックイン時には、わりと新人の従業員さんがホテルの説明をしてくれました。ベテランの安定さもよいですけど、新人さんの一生懸命さの方が心動かされます。とてもよい説明でした。
全体的にきちんとしていて、値段以上の満足感を得られるよいホテルです。次回も利用したい。

部屋に荷物を置いたら京都観光です。
金閣寺?銀閣寺?それもアリですが、やはり伏見稲荷大社でしょう。

 

伏見稲荷大社

伏見稲荷神社は、全国3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。
伏見稲荷が親会社なら、私を見守ってくれている穴守稲荷は子会社のような立場ですね。通常なら、格が上の伏見稲荷への参拝を穴守稲荷の神様が快く思わないなんてことはないはずですが、子会社の社長が親会社の社長とソリが合わないなんてことも起こり得ますので、遠征前にお伺いを立てました。私の心はこれからも穴守稲荷とともにあります。

京都駅から2駅で、伏見稲荷のある「稲荷駅」です。
外国の方がとても多く、日本人は2割くらいでした。

駅を出てすぐに伏見稲荷大社が見えます。
みなさんご存じの通り、鳥居が連なっています。
千本鳥居はカーブで写真を撮れば人間が写らない率高め。
けっこう長いです。
奥社奉拝所の、パワーが溢れているところ
おもかる石とは・・・?

千本鳥居を抜けた奥社奉拝所には「おもかる石」なるものがあります。

おもかる石は、願い事が叶うか否かを試す石です。
灯籠の前で願い事を祈念して石灯籠の頭(の石)を持ち上げ、その重さが想像よりも軽ければ願いが叶い、重ければより一層の努力が必要となります。

修学旅行生みたいな子たちもチャレンジしていました。
「意外と軽かった」
とか言ってる男子が多くいました。

サイレンスキャットも、もちろんチャレンジしました!
結果は・・・

 

おっも!

想像の5倍くらい重かったので、5倍の努力が必要の予感です。
有名な石なのだから、「案外軽いんだろう、そうだろう?」と深読みしてしまいました。てか、修学旅行生の男子はさあ、
「意外と軽かった(と言ってる俺Kakkeー!、しかしすげー重かったわ)」
がホントのところじゃないの?笑

今後おもかる石を持つ予定のある人は、重さを悲観しておきましょう。
油断すると願いは叶いません_( _´ω`)_ペショ

 

稲荷山を彷徨う

伏見稲荷は基本的に観光客でいっぱいです。サイレンスキャットはアフリート産駒程度にごちゃつくのが苦手なので、人のいない方いない方に逃避する性質があります。

おっ、こっちの方には全然人がおらん!(^^)!
ドドーン!

感動を味わうために伏見稲荷大社のことはほとんど調べずに行ったため、後から知ったのですが、伏見稲荷の奥には稲荷山があり、個々人の信仰によって表わされた神名を刻んだ「お塚」が数多く存在します。「京都一周トレイル」というコースにも入っているようです。

私は、人間を避けて進んだ結果、稲荷山に迷い込みました。せっかくなので、進めるだけ進んでみることにします。

 

実際は写真ほど明るくありません。
目に見えない諸々が存在していそう。
狐様の表情も様々。

様々な「お塚」は、パワースポットと言えばそうなんでしょうけど、おどろおどろしい雰囲気という表現が適切な場所の方が多かったです。

 

数か所に滝が点在しています。
凄そうな石がそこかしこにあります。
どの滝がどこに位置するか、全く理解せずに彷徨いました。
とても蒸し暑かったけど、自然は綺麗です。ウグイスなど、鳥のさえずりが心地よい。
苔むす様子がおどろおどろしさにつながっているのだと思われます。
稲荷山の頂上を目指しましたが、悪路に苦労した上にどこが頂上だかわからず無念。
ラストは携帯でカンニングしてしまいましたが、何とか帰れそうで一安心。

 

千本鳥居は、行きと帰りで道が違うのですが、帰りの千本鳥居をくぐることなく稲荷駅に到着しました。
稲荷山で2時間くらい彷徨ったので、足が疲れました。そして御朱印を貰い損ねてしまったので、最終日の朝に貰いに行くことにしました。

 

5日目のまとめ

伏見稲荷大社は観光客が多いです。早朝や夜を狙って行った方が、お店などはやっていないものの、人が少なくて楽しめそうだと感じました。

稲荷山は、周ろうと思えばとても広いです。歩くことと神社系がそれなりに好きなら1日潰せます。次回来るときは動きやすい服装と靴で、稲荷山をくまなく散策したいです。

「お塚」は、サラッと見回る程度の意識で巡ると、ほとんどの場所がおどろおどろしいです。
でもじっくりと見れば、凄そうな石がそこかしこに祀られていて、色々な狐様がいて、神秘的で趣深いと思います。時間に余裕がある状態で巡るのがオススメです。

おもかる石は、観光地仕様ではなくクソ重いと肝に銘じておきましょう。

次回はラストの奈良編です。お楽しみに。

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