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「責任を持つ」ってどういうこと?

息子が中学生の頃に、保護者会で担任の先生が全員に配ってくれたのですが、とても良い文章なので、紹介します↓


「自分の言動に責任を持つ」とはどういうことか?

皆さんは、中学校で心身とも健全におとなになっていくための、ある意味トレーニングを行っていると考えてください。学校生活すべてがそうだと考えてもいいです。そして、おとなになるということは

「自分で物事を判断して、それに沿って意見を言ったり、主張したり、行動したりすることができるようになるとともに、その自分が行った言動にも、責任を持つことが出来るようになる」

ということです。

そして、この文章の後半の部分「自分の言動に責任を持つ」というところが非常に大切なのです。これはおとなになるための重要な部分です。責任が伴わないで前半のようなことをするのでしたら、ほとんど誰にでも出来るでしょう。「責任を持つ」とは、自分の言動によって好ましくない結果が出た場合に、それを好ましいものへと修復する、覚悟があるということで、「責任をとる」とは、好ましいものへと修復するということです。勝手なことをして迷惑をかけっぱなしというのは、半分大人の皆さんがすべきことではありません。勿論、それは子どもでもすべきことではありませんが、子どもの場合にはその保護者が責任をとるということになります。

中学生は、これから大人への仲間入りをするわけですから、自分の言動には責任を持つようにしてほしいと思います。そして、結果が好ましくない場合には、親任せにするのではなく、自分もその修復に努め責任をとるように心がけて欲しいと思います。

ワンポイントアドバイス:もし自分の言動によって人に迷惑をかけてしまったら、その場から逃げだしてはいけません!!その場面で事態が少しでも良い方向に修復できるように最善の努力をすることです。

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