ミッション・フロム・シルバーフェイス エピソード・カクタス その1


ドーモ、シルバーフェイスです。
これは限界をひとつ越えているようなサンシタを卒業したニンジャ向けソロシナリオだ。
おそらく敵はかなり強い。気をつけてくれ。


非ソウカイヤ
「以前行ったタンゲ・ビルを覚えているかな。どうやらそこをニンジャが根城にしているらしい。調査、そして排除を頼みたい。ただ強敵というデータが出ている。無理はするなよ」

ソウカイヤ
「以前行ったタンゲ・ビルを覚えているな。そこにニンジャが出入りしているという情報だ。やり手という情報がある。気をつけてくれ」



タンゲ・ビル
以前スラッシャーが籠城したこのビルに潜伏しているニンジャを暴き、可能なら殺すという任務だ。
得体の知れない相手への斥候を任される、信頼の証といえよう。
この任務はいつでも逃げることが可能だ。
ただし戦闘中の逃亡はワザマエでウルトラハード成功が必要だ
クリアするまでこのミッションは挑戦できる。

タンゲ・ビルに着く。

まず目についたのは雨に煙るネオサイタマに似合わないサボテンの鉢植えだ。

一抹の不安を覚えつつ君は進む。


まずは同じようにドアを開けよう。

難易度はハードだ。カラテ、ニューロン、ワザマエどれでもいい。もう苦戦しないかな?

開けたなら…もう一度同じ判定をしよう。
何が起きたかは判定をしてからだ。




そうだ、君は反射的に対応した。
トゲが君に向かって飛び出してきたのだ。
当たってしまったら1ダメージだ。
この時点で君はこの建物がニンジャの支配下にあるのを確信する。



さて、トゲの密度の大きいほうへ進んでいく。

トゲには君めがけて突き刺そうとしてくるものが…1、2、3!
同時回避だ、回避ダイスを分割しなければならない!(その上このような同時に行われる判定では一度しか精神による自動成功はできない!)
難易度はノーマルだ
当たるとそれぞれ1ダメージだ。






危険な罠はまだまだ多い。
通路の曲がり角で…刺が飛んでくる!
四本!しかも最後の一本はデカイ!
同時に回避(要回避ダイス分割)、難易度はノーマル、最後の一本だけハードだ。
当たると最後の刺は2、ほかは1ダメージだ。
このように最後に大きな攻撃がある場合は回避ダイスが残りにくくなるので気を付けろ。






トゲを潜り抜け、そしてへし折り君は進んでいく。
…突き当たりの部屋だ。気をつけろ。
もし君がだいぶ消耗しているならここで引き返したほうがいい。

ドアを開けるなら、ハッキングだ
ハードで三回連続成功すれば突破できる
失敗するとやり直し、その上でトゲが伸びてきて君に襲いかかる。(回避難易度ウルトラハード、当たると1ダメージ)





ドアを開けると
目の前から曲線を描くトゲが君に襲いかかる!
ハードで回避しよう!当たると1ダメージだ。




アンブッシュを仕掛けたニンジャがアイサツしてくる。

「ドーモ、ニューネイチャーです。これ程の刺を掻い潜るとはご苦労なことだ」
ニューネイチャーと名乗ったニンジャは220cmはあろうかという大柄なニンジャだ。

さて、彼と戦う?
君の体力次第では逃げるべきだろう。

戦うのであれば
「逃げないのか。ではおれのトゲ・ジツの餌食にしてくれよう」
彼の腕から少数の太いトゲが生える!コワイ!
では戦闘だ。

イクサは一対一なのでルールを設ける。
敵味方すべての回避難易度が+1、
またすべてのニンジャは回避ダイスを半減させられる(小数点以下切り上げ)
距離は近接かそうでないか以外は考慮しない。

ニューネイチャーの能力はこうだ

体力10
カラテ8
ニューロン3
ワザマエ5
ジツ2

回避ダイス2(つまりルールにより回避ダイスは1)
脚力2

連続攻撃2(1ターンでカラテを2回使える。ただしダイスは分割する)

トゲ・ジツ(連続攻撃の二回目のカラテはダイスを3つ多く振れる。つまり二回目の攻撃はサツバツが出やすい!)

ニューネイチャーは必ずカラテを行い、ダイスを(3、8)と分割する

二回目のサツバツに気を付けろ。
では勝負だ。
冒頭の通り、行動の代わりにワザマエで逃げることができるぞ。難易度はウルトラハード。危険な時は逃げるのも大事だぞ。

自分の回避ダイスが厳しいときは連続側転をするんだ。
攻撃を当てにくくなるが回避ダイスをひとつ(ハウスルールにより。本来はふたつ)もらえるぞ。
倒すつもりなら出し惜しみはしないように。

倒した場合
「サヨナラ!」
ニューネイチャーは爆発四散!
君は残されたUNIXを回収しミッションクリアだ。

KKK+5
報酬は以下の通り

非ソウカイヤ
「ご苦労様。結構な強敵か。わかった、対策を打とう。UNIXから何かわかるといいが…。ひとまず休んでいてくれ。来るべき時のために鍛練も怠るなよ」

ソウカイヤ
「なるほど…君が強敵というのであれば無視できないな。対策を取らねばなるまい。単なる狂人の集団とは一線を画す相手となれば激戦も想定される。ひとまず怪我を癒してくれ」

25万、名声+2(現在値が5以下の場合は+4)、余暇を4ゲットだ。

さて、残業でハッキングか…サボテンニンジャ・クラン。既に何人もニンジャを擁していてニューネイチャーも尖兵に過ぎない、か…私もカラテを鍛えねばな。
…なんだ、ブレイドアーツ=サンか、稽古してほしいと?わかったよ。その必要もあるからな。…ん?お前、それは、ヤメロー!グワーッ!

視界の彼方まで飛んでいきそうな痛みを受けてドージョーで股間を抑えたまま力なく横たわり唾液も涙も止められないシルバーフェイス。そのまま夜が明けるまで激痛でぴくぴくとわずかに動くだけだったという。

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