シルバーフェイスのマキモノしんじつ

男性の方は閲覧注意


そういえばサイバネ手術をしたのでゲン・ジツが弱まってるかもしれない。
イクサに問題はないがシルバーフェイスはビジネスもしている。誰もからワーキツネに見えてしまってはまずい。
マキモノでも読んでみるか…
「!?グワーッ!」
鮮明すぎる忌まわしき過去の追体験!
彼を蝕む罵倒、後悔、失敗がまるごと甦る!
最も恐れるものを直視し瞬く間に正気を失うシルバーフェイス!幻覚と狂気に襲われながらそこの見たのは…
「あ…ア…」
カラテを構えるワーキツネ…シルバーフェイス。つまり自分自身。
「そんなに過去が忌まわしいか?せいぜい苦しむといい」
彼の掌は…幻覚でふらつくシルバーフェイスの無防備股間を狙う!
「イヤーッ!」「グワーッ!」
パチンコ玉めいて弾ける痛みが下腹部から全身を乱反射し、身を裂かんほどの激痛!
そのまま自分に仰向けに倒され、朦朧としたまま痙攣する。
「痛いだろう?お前の磨きあげたカラテだ」
口を開閉するも、声にならない。
陸揚げされたマグロめいたシルバーフェイスにゆっくりと近付くシルバーフェイス。
「何もない?誰が決めた?」
視線は向くが体は言うことを聞かない。
倒れて無防備なままの股間に、歩いてきたシルバーフェイスがヒールで片方の玉を踏み潰す!
「グワーッ!」
一瞬視界がサイケデリックに変色し、くの字の体勢で体が跳ねる。
あらゆる思考も記憶も飛ぶような衝撃だった。
「お前にはカラテがある。それで壊せばいい」
シルバーフェイスはもはや目の前の自分の話を聞いていなかった。耳に言葉が入ってきただけだ。
「こんなふうに、な」
もう片方の玉を高いヒールが踏み潰す!
雷のような衝撃が何束にもなって自分を下腹部から突き上げる!
「サヨナラ!」
双方の玉を失ったシルバーフェイスは重力を振りきらんほどの痛みで爆発四散!

…気付いたら仰向けで部屋に転がっていた。
手元にはこぼれ落ちたマキモノが転がっていた。
少なくとも、死んではいないようだ。
幻覚?それすらも定かではないが、この中で自分から受けた攻撃の痛みは本物だった。
「………!」
局部の感覚はしっかりある。破壊されてなどいない。
それでも天へ吹き飛ばされ自由落下して打ち付けられたかのような痛みはリアルだった。
マグロめいて目と口をぱくぱくとさせ、痙攣し、そのまま数時間ほど指を動かすこともできなかった。

翌日、妙に身体に残る感覚が気になりアプレンティス相手に稽古をすることにした。
その動きは、幻覚の中で自分が打ち込んできた股間への掌打!
「グワーッ!」脈絡のないボールブレイカーがブレイドアーツに炸裂し急所に甚大なダメージ!
数歩後退りそのまま崩れ落ちるブレイドアーツ。
「壊す…か…」
果たしてそれはアプレンティスの股間に向けるべきものだったんだろうか。
股間を抑えて痙攣するブレイドアーツは抗議したかったが、激痛で声は言葉にならなかった。

シルバーフェイス《ボールブレイカー》を獲得

ブレイドアーツ 一週間ほど急所をロスト

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