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あぁそれ、もうありますよ。
これまで私はプログラミングの勉強における考え方に焦点を当ててきました。
しかし、これらの考え方だったりを調べてみると、これらは昔からずっと言われてきたことだったりしますね。
例えば、問題解決へのアプローチや効率的な学習方法など、多くのアイデアがすでに昔から提唱されていました。
プログラミングに限らず、さまざまな分野で同様のパターンが見られます。
これは情報化社会の進展によって、既存の知識やアイデアが容易にアクセス可能になった結果かもしれませんね。
インターネットを通じて、過去の知見や成功した戦略に簡単にアクセスできるようになったことが、これらの考え方の普及に一役買っているよなと、ほんとに思います。
さらに、社会全体が情報に溢れ、知識の共有が容易になったことで、新たなアイデアや発見が追求される環境が整っています。
それに伴い、昔からある考え方が再評価され、新たな文脈で活用されることがあります。
このような動きは、技術や知識の進歩だけでなく、人間の知恵や創造性の蓄積とも深く関連しているなと。
つまり何が言いたいかと、私たちが新しい考え方や戦略を見つけたと思っても、それがすでに他の誰かによって提案され、実践されていた可能性が高いことを踏まえた方が良いよねって話です。
さて、繰り返しになりますが前回書かせて頂いた記事にて、作りたいモノが無い、分からないという内容について考え方や解決策などについて語らせて頂きました。
ざっくり説明すると、「やりたい事」ではなく「やるべき事」に対してアプローチをしていく方法についての内容になります。
お恥ずかしい事に自身が勉強する際には要らない程に調べるのに対して、自分の「教え方」の組み立てに関しては何も調べたりはしていないなと感じ、最近少し反省をしております。
改めて私の書かせて頂いた記事を振り返り、総合的に見てどう捉えるべきかと調べさせて頂いたところ、こちら
「遅延評価勉強法」
なるものを見つけました。参考にリンクを貼っておきます。
おそらく私の説明だとどうも上手くまとまらない気がしますので、詳しくは上記リンクやその先のリンク等をぜひ読んで頂きたいのですが、
まず、遅延評価勉強法と出た記事でどれも言われているのは、
「必要になったらその勉強をする」
ということで、
まさに僕が言いたい事が詰まってるなと思いましたね。先人の知恵ってのはほんと大切ですよね。
まず、この遅延評価勉強法ですが上記ブログのリンク先には
…
「○○を学んだから××をやってみる」ではなく、「××をやりたいから○○を勉強する」と定義できます。
とありますね。これを以前私がお話しさせて頂いた内容と照らし合わせると、
「××をやる必要が出てきたから○○を勉強する」
と、こんな感じになるのかなと。
ただこの勉強法、欠点もあるよなと考えてたところ、以下のブログも見つけました。
というのもこの学習法はどうしても「学習者本人が疑問だと思いつくモノ」に限定されてしまいます。
「そもそもここはどういう意味だろう」と。そもそもその言葉に対する疑問が出なかったとしてかつ、そこが偶然にもパスしてしまうケースがあったと仮定した場合、その項目における学習が行われず機会を失い、この時点ではもう遅延評価が機能していない事になります。
確かに、これが多少起きる程度ならまた機会はすぐに訪れると思います。
が、どうでしょう。
これが例えば初学者の方の場合だと、どうしても「解らないが分からない」が発生し、進めれば進めるほどに「穴」が増えてしまう結果になり挫折してしまうのでは?と懸念されます。
この勉強法は、正直おすすめです。ですが、今述べましたように懸念点もあります。
では、例えば初学者の方がこの勉強法を取り入れるならば?と考えてみます。
私なりに1つ案として、(遅延させた)評価対象に対する解決までのプロセスを段階ごとに行うのが良いのでは無いか?と考えております。
例えば
やりたい事、もしくはやるべき事を選定する
→ここでは「ブログを作成する」などおおまかに何をするのかを決めます。それを達成するために必要なモノ、コトを書き出す
→ネット環境やPCがあることは大前提なので省略します。よってここでは自身で開発を行うかツールを使うかどうか?などです。2で決めた内容を掘り下げ、書き出す
→開発なら言語やフレームワークの選定、ツールならどのCMSを使うかなどです。選定した方法についての学習を始める
という流れがあった場合を考えます。
ここで進行→評価の発生→必要分の学習という流れで進めていきますが、これを行う際は全て次項に移る前に終わらせる
(例えば1の段階で起きた疑問や遅延された評価に対する解消や学習を終えないまま2に進まない等)
というものです。
これを行う事で初学者の方が陥りやすい「解らないが分からない」を少しでも減らせるのではないのでしょうか。
もちろんそのままパスして次の項目に移る可能性はありますが、少し意識するだけでも学習に対する取りこぼしがかなり減るはずです。
…さてこの勉強法について深掘りをしていきたいところですが、おそらく私がここでまとまりの無いものを書くより知見のある方のブログ等を参考にして頂いた方が有意義な時間になる可能性が高いので、私はここまでにしておきます。
ここまで書いておいてではありますが、勉強法と一口に言っても十人十色と言いますか、絶対的な正解は無いものです。だからと言って近しい思考の下に学習を進めてる方が多くいるのもこれまた事実です。
駄文であったかもしれませんが、この記事が1人でも多くの方の助けになるのであれば幸いです。
以上!