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写真が好きな人向け & 写真家の日記

風景や動物といったネイチャー専門でプロの写真家をやっていますが、写真を上達させたい人、写真が好きな人、これから写真家を目指したい人にとって有益な情報を更新します。 その他にも日…
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#カメラ

テーマは進化するっていう話

今日はちょっとテーマは進化するって言うことについて軽く書いてみる。  と言うのも、オリジナルの写真を撮ろうと皆写真を上手くなるために頑張っていると思うのだけど、テーマ自体はどう進化させるのか?って話。  例えばどれだけ写真が上手になったとしても、仮に富士山というテーマである限り、きっと周りのみんなも撮っていて、本当にその写真が上手いかどうかか?が判断しづらい。 判断しづらいと言うことは、見る人からしてみても、相当上手じゃない限り、オリジナル性に欠けてしまうと思われる。 

オリジナルな写真とは?(写真上達へ)

さて、いきなり皆さんに質問するのだけど、オリジナルな写真とは何か?と言われて答えられる人はどれだけいるだろうか?  誰も撮ったことがない写真?誰もやったことがないテーマ?様々あると思うけど、現在におけるオリジナルな写真という意味で今回は綴っていく。 まず結論から言うと、発信×経験+継続 これが現在におけるオリジナルな写真に直結してくる。これを今から深掘りしていく。  まずこちらの作品を見てほしい。 

【写真で稼ぐという事】 SNSが出来てないと存在してないのと同じ話。

こんにちは写真家の林です。  今日はちょっと裏話的な内容なので、また途中からメンバーの方のみの公開になりますが、写真で稼ぐという事とSNSが出来ていないと存在しないのと同じっていうこの2つが密接に関わり合っているという話をしていこうと思う。  写真で稼ぐという事まず写真で稼ぐという事を話していく。 まぁどうやって稼ぐのか?はもうたくさんの方がこの内容について話していると思うので、マインド的な部分で深掘りしていく。  色々なジャンルがあるけど、僕が専門にしているのは自然写真

【あえて構図を崩す】と写真が上手くなる話

こんにちは写真家の林です。  今日は軽くだけど、あえて構図を崩すと写真が上手くなる話っていうのを書いていく。  人と違う写真を撮るにはどう表現するのか?これは結構難しい。 まず最初に言えることはあえて構図を崩すことだ。  構図を崩すというと、下手になるようなイメージを持つかもしれないが、適当に崩すわけではない。【特定のシュチュエーションであえて上手に崩すのだ】  これを今から写真を見せて解説する。 まず以下の写真。

北極圏の犬ぞり撮影行に向けて&撮影機材

こんにちは写真家の林です。まずこれをみた皆さん!フォローよろしくです😊笑 さて去年の秋から計画していた北極圏への犬ぞり撮影まであと1ヶ月ちょっとになった。 そこでどんな場所なのか?撮影機材はどんなものを持っていくか?などを少し綴ってみたいと思う。 多分普通の一般人なら一生行かない場所のはず。 まず天候もあるので、成功するかどうか自体全くの不明だが、順調良くいけば北極圏の果てを300キロくらい犬ぞりをしてくる予定だ。  北極圏と言ってもどんな場所なのか? 北極圏は次の8

情報社会の時代にあえて何も情報がない場所へ(写真上達の極意)

今日は情報が有り余っているこの世の中で、あまり情報がない場所に撮影に行くとどんな変化があるのか?について語ってみる。  色々と話が飛んだりするので、最初に結論を書いておく。 この話は難しそうに思うかもしれないが、至極簡単で結論は  「バズるバズらない、有名に成る成らないはどうでも良い、死ぬ瞬間に心に残る撮影がしたい」まぁここに行き着くわけだ。 ただこの考えは非常に大事で、作品の上達に直結する部分でもあるので、ここを深掘りで書いていく。  特に作品のマンネリ化を打開した

いい写真は誰でも撮れるのか?って話

こんにちは写真家の林です。  今日はいい写真は誰でも撮れるのか?って話を軽くしていく。  まぁ結論から言って今の時代誰でもいい写真は撮れる。 カメラの性能が良くなったのでシャッターを押すだけで大体誰しもが良い写真を撮る事はできる。  ただ誰でも簡単に良い写真が撮れる時代だからこそ、僕は写真を撮るためのプロセスがとても大事になってくると思うのだ。  

良い写真に見える!色の配置方法

今日は写真における補色の話をして、あなたを色のプロフェッショナルにして見せよう。(写真と色の関係はめっちゃ大事だよ)   案外知らない人も多いんだけど、それだけ構図が良くても色の組み合わせによって全くダメな写真になってしまう。   しかし写真における補色の関係性を覚えとくと多少構図が決まらない場所であっても非常に写真が上手く見えるのだ。  そこを今回は深掘りして書いていく。  まずこちらの写真がなぜ綺麗に見えるのか?  これは色の組み合わせをうまく配置して撮影している。

写真家を10年続けれている理由

今年の夏で僕が自然写真家として独立し10年目となる。何か二足草鞋を履いて写真家とかではなく、ちゃんと写真家だけで10年目まで来る事ができた。  運良くここまで続けられているのだけど、その秘訣を今日は自分なりに書いてみたいと思う。(僕自身が偉いとか決してそんな話ではない) まず自然写真家の世界、風景写真家だったり動物写真家だったりするわけだが、その世界だけで食っていくのは非常に難しい。  僕と同じ年代の方で同じようなことをしていても、それだけでは食えずに日々農家でアルバイトし

写真を撮る原動力について  

今日は写真を撮る原動力について話していきたいと思う。  まず僕は写真が誰よりも好きだ。  特に綺麗な風景や本当の大自然の中に居る動物を撮るというのが1番好きだ。  大学在学時から写真スタジオで働き、25の時に独立して北海道に移住し、今までずっと風景や動物を撮影している。  近年は北半球を中心に海外撮影に出かけてる。(めっちゃお金かかる。。)  今も毎日撮影をし続けているのだけど、その原動力は何か?と聞かれることが多々ある。  先日SNSでこんなやり取りをさせて頂いた

風景写真が上手くなりたい向け【ガチ】

今日は写真が上手くなる方法をいくつか紹介する。  皆さんはこういう綺麗な写真とか撮ってみたいと思ったことはないだろうか?  この写真は当然私が撮った作品なのだが、このレベルで風景写真を撮りたいのなら以下のことが重要になってくる。   写真において結構重要なことなので、詳しく説明していく。  作品として風景写真を撮りたい方にはぜひ最後まで読んでほしい。 きっと納得出来るはずだ。  以下3500字くらい気合を入れて書く。(ぜひメンバーシップへ)

脱SNS写真 : バズらない写真を撮ると人生が深まるって話

突然だけど、皆さんは写真を撮る時に何を意識しているだろうか?  人からどう思われたいか、どれだけ いいね が貰えるか。 今の写真の多くはそれに当てはまると思う。  確かにバズらせる写真は自分も意図的に撮ることは出来る。ただそこには何の深みもないってのをこれから書いていくと同時に、それを知ればカメラがより楽しくなるよってこともこの記事ではお伝えする。 (バズらせるのが好きな人はそれはそれでいいので悪しからず)  なんか自分の写真に自信が持てない、深みが出ない、そんな人にこの