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写真が好きな人向け & 写真家の日記

風景や動物といったネイチャー専門でプロの写真家をやっていますが、写真を上達させたい人、写真が好きな人、これから写真家を目指したい人にとって有益な情報を更新します。 その他にも日…
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記事一覧

何かをすることの価値

写真家の林です。  最近忙しくてまとまって書く時間がなかったので、色々書いていく。 初めに 犬はとにかく臭い 寝れない恐怖 変わった事 初めに 僕は今年4月〜5月にかけて北極圏の方で犬ぞり撮影行を行ってきた。10日間で総距離は約350キロ。 まぁそう大した距離ではないが、北緯は80度近くに達し、文字通り人類が行ける最北の岬まで行ってきた。 (これ以上先に行くとなると、救助が来ない可能性が高いので、あくまでも救助が来れる北限値) 日々行なっている撮影ツアー(htt

写真展をやる意味

パッと書くだけなので全文無料で長文にはしないけど、写真展をやる意味というものを書いてみる。  まだ受かるか不明だけど、今Canonの公募に写真を提出している。  受かれば来年の上半期に東京と大阪のギャラリーで展示する予定だ。  そこで今の時代写真展をやる意味はあるのか?ということ。  写真を仕事にする上で結論から言って、昔ほど意味はない。と言ってもいいかもしれない。 昔は写真展から雑誌の依頼が来たり、色々と仕事がきたものだけど、今はSNSの方が圧倒的に仕事が来る。 そ

テーマは進化するっていう話

今日はちょっとテーマは進化するって言うことについて軽く書いてみる。  と言うのも、オリジナルの写真を撮ろうと皆写真を上手くなるために頑張っていると思うのだけど、テーマ自体はどう進化させるのか?って話。  例えばどれだけ写真が上手になったとしても、仮に富士山というテーマである限り、きっと周りのみんなも撮っていて、本当にその写真が上手いかどうかか?が判断しづらい。 判断しづらいと言うことは、見る人からしてみても、相当上手じゃない限り、オリジナル性に欠けてしまうと思われる。 

自分だけの写真を撮るという事

こんにちは写真家の林です。  今日は自分だけの写真を撮るという話について書いてみる。 まぁ要するにオリジナルな作品を撮る。 これは簡単な様に見えて意外と難しい。

オリジナルな写真とは?(写真上達へ)

さて、いきなり皆さんに質問するのだけど、オリジナルな写真とは何か?と言われて答えられる人はどれだけいるだろうか?  誰も撮ったことがない写真?誰もやったことがないテーマ?様々あると思うけど、現在におけるオリジナルな写真という意味で今回は綴っていく。 まず結論から言うと、発信×経験+継続 これが現在におけるオリジナルな写真に直結してくる。これを今から深掘りしていく。  まずこちらの作品を見てほしい。 

【写真で稼ぐという事】 SNSが出来てないと存在してないのと同じ話。

こんにちは写真家の林です。  今日はちょっと裏話的な内容なので、また途中からメンバーの方のみの公開になりますが、写真で稼ぐという事とSNSが出来ていないと存在しないのと同じっていうこの2つが密接に関わり合っているという話をしていこうと思う。  写真で稼ぐという事まず写真で稼ぐという事を話していく。 まぁどうやって稼ぐのか?はもうたくさんの方がこの内容について話していると思うので、マインド的な部分で深掘りしていく。  色々なジャンルがあるけど、僕が専門にしているのは自然写真

【あえて構図を崩す】と写真が上手くなる話

こんにちは写真家の林です。  今日は軽くだけど、あえて構図を崩すと写真が上手くなる話っていうのを書いていく。  人と違う写真を撮るにはどう表現するのか?これは結構難しい。 まず最初に言えることはあえて構図を崩すことだ。  構図を崩すというと、下手になるようなイメージを持つかもしれないが、適当に崩すわけではない。【特定のシュチュエーションであえて上手に崩すのだ】  これを今から写真を見せて解説する。 まず以下の写真。

北極圏の犬ぞり撮影行に向けて&撮影機材

こんにちは写真家の林です。まずこれをみた皆さん!フォローよろしくです😊笑 さて去年の秋から計画していた北極圏への犬ぞり撮影まであと1ヶ月ちょっとになった。 そこでどんな場所なのか?撮影機材はどんなものを持っていくか?などを少し綴ってみたいと思う。 多分普通の一般人なら一生行かない場所のはず。 まず天候もあるので、成功するかどうか自体全くの不明だが、順調良くいけば北極圏の果てを300キロくらい犬ぞりをしてくる予定だ。  北極圏と言ってもどんな場所なのか? 北極圏は次の8

情報社会の時代にあえて何も情報がない場所へ(写真上達の極意)

今日は情報が有り余っているこの世の中で、あまり情報がない場所に撮影に行くとどんな変化があるのか?について語ってみる。  色々と話が飛んだりするので、最初に結論を書いておく。 この話は難しそうに思うかもしれないが、至極簡単で結論は  「バズるバズらない、有名に成る成らないはどうでも良い、死ぬ瞬間に心に残る撮影がしたい」まぁここに行き着くわけだ。 ただこの考えは非常に大事で、作品の上達に直結する部分でもあるので、ここを深掘りで書いていく。  特に作品のマンネリ化を打開した

稀に見る暖冬&オリジナルの写真を撮るには?

今日は前半に暖冬という雑談話と、写真についてオリジナルとは?という2つの話をしたいと思う。 どうやったらオリジナルな写真を撮れるのか?っていうのを知りたい人はぜひ最後まで見てほしい。 (かなり掘り下げて話します) まず暖冬の話。  2月も中旬を過ぎて厳冬期は続くものの、今年は稀に見る暖冬だ。 先日は気温がプラス7度まで上がりまるで春みたいな気温になった。  僕が移住したのがちょうど10年前なのだけど、今年以上に暖かい日は多分記憶にない。それくらい今年は暖冬になっている。

いい写真は誰でも撮れるのか?って話

こんにちは写真家の林です。  今日はいい写真は誰でも撮れるのか?って話を軽くしていく。  まぁ結論から言って今の時代誰でもいい写真は撮れる。 カメラの性能が良くなったのでシャッターを押すだけで大体誰しもが良い写真を撮る事はできる。  ただ誰でも簡単に良い写真が撮れる時代だからこそ、僕は写真を撮るためのプロセスがとても大事になってくると思うのだ。  

【写真と相対性】 勝ち抜くって話

 今日は写真と相対性の話を少ししようと思う。 そう聞くと難しく感じるかもしれないが、めちゃくちゃ簡単に言うと、勝ち抜くって話だ。  写真家や漫画家、あらゆるクリエイターに言えることだけど、当然勝ち抜いて行けなければそれで生きては行けない。 そこを深掘りで話していく。 色々暴露話?も交えるのでここから先はメンバーのみで。 

何気ない景色を上手に切り取る方法

こんにちは、写真家の林です。  今日は何気ない景色を切り取るセンスの培い方 について話していこうと思う。  風景写真を撮っていると、【絶景】と【何気ない景色】この2パターンに大きく分かれる。  前者は完璧なシュチュエーションが整わなければならず、撮ることは難しい。 後者はありふれた景色なのだけど、どう撮って良いか分からないため、撮ることは難しい。  まぁどちらも難しいという点においては同じなのだけど、決定的に違いのは【能動的か受動的かという点だ】 まずこちらの写真を見

悪天候を撮る

ネイチャー撮影で困るのが、天候だ。 みんなも天気には常に悩まされていると思う。  もちろんいい天候の日に当たって欲しいが、そう上手くはいかない。 ただ悪天候でも綺麗に撮るコツは存在する。  それを少しだけ書いてみる。  まず悪天候で重要なのが・・・↓